【お客様実例】IKEA PAX追加でクローゼット収納

PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー  マスターライフオーガナイザー(R)谷歩です。

片づけというと「物を減らすんでしょ」と聞かれることがあります。
結果として不要なものは手放すことになりますが、必要なものは増やすご提案をしています。片づかない原因が収納の位置や形にある場合は収納グッズをお勧めしますし、必要と判断したらクローゼットをご購入いただくことがあります。
今日はクローゼットをご購入いただいたお話です。

目次

片づかないワケは部屋のドアとクローゼットの位置

今回実例をご紹介させていただくお客様のクローゼットは寝室のドアを開けたらそのドアに隠れてしまう場所にありました。

そのため帰宅後洋服を寝室のクローゼットに洋服を戻そうとすると

寝室のドアを開けて入る。

ドアを閉める

クローゼットの扉を開ける

着替えが済んだらクローゼットの扉を閉める

寝室のドアを開けて出る

文字で読むと当たり前のことのように見えますが実際やってみるとこの寝室のドアの開け閉めがとても億劫に感じられます。

結果としてどうしても寝室のドアに隠れない部分にギュウギュウに服を掛けたり、ドアに掛けたくなりがち。

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忙しい毎日では楽に簡単に出し入れできることが「片づけられる」に大きく影響します。片づけられないのではなく、収納の場所や手間がかかることに原因がある場合があります。

造付けクローゼットは「押入れ」として

洋服がハンガーに掛けてあるのに片づいた感じがしないのは、ドアに掛かっているのも原因です。でもその時はそこが掛けやすい場所でした。

お困り事やどんなクローゼットにしたいかを伺ったときに、お客様が「寝室のドアを開けたときドアに隠れる場所は、押入れの様な普段使わないものの収納場所としてもいいかと思っている」とおっしゃっていました。

寝室内には新しいクローゼットを置く場所も作れるので、お客様のお考えを元に使いやすいクローゼットのプランをIKEAのPAX(パックス)で作りました。

こちらに今着ている洋服を収納し、作り付けのクローゼットは季節外の洋服や冠婚葬祭用の洋服などを収めています。

サイズもパーツも選んで使いやすくカスタマイズ

ご自分が使いやすい位置に棚やハンガ―バーを付けたり、引き出しを中が見えないものにするかメッシュタイプにするかなどが選んでいただいて快適にご利用いただいています。

 

アクセサリーと呼ばれるさまざまなパーツがあるのですが「あったら便利そう」なアクセサリーはクローゼットを使い始めてから本当に必要になったら買い足すことにし、最小限のアクセサリ―だけにしていただきました。

せっかく買ったのに使わないアクセサリーが出てしまうのはもったいないですし、目にするたびに失敗したと思うのも避けられます。

少しでも出し入れの手間を省きたいというご要望に合わせて、扉を付けないオープンスタイルに。寝室の出入りは限られていますし、寝室のドアを閉めてしまえばクローゼットはリビングからは見えません。扉が無くても気にならないかなども確認して扉を付けないことに決定されました。

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新しいクローゼットと作り付けのクローゼットを出し入れしやすくするために、ハンガーバーに掛ける洋服の枚数を割り出したり、残すもの別の場所に移すもの寄付や処分する物に分けながら片づけを進めました。

思い切って大きな収納を取り入れることで快適なクローゼットが誕生した実例のご紹介でした。

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