【防災備蓄】冷蔵庫から見えてきた課題

PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー  マスターライフオーガナイザー(R)谷歩です。

先週のブログで防災食備蓄食にどのくらいのスペースが必要かの実験をした後、気になったのが冷蔵庫の食品。
災害が発生後2~3日は冷蔵庫や普段の買い置きを食べようという提案を知り、わが家の冷蔵庫は何日分入ってるか知りたくなりました。
今日は冷蔵庫にある食品を食べ続けて見えてきたことをお伝えします。

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農林水産省の「我が家の備蓄食料品チェックリスト」を参考に備蓄食を用意していますが、無印良品に行った時に防災セットの売り場にあった「くらしのの備え。いつものもしも」も参考にしています。

無印良品ネットストア
くらしの備え。いつものもしも。 | 無印良品 無印良品が提案する、備え方やノウハウ、防災グッズなどの防災に関する情報と、防災イベント「いつものもしもCARAVAN」についてご紹介します。

そこに書いてあったのが2〜3日は冷蔵庫とキッチンにあるいつもの食品を食べるということ。先週のブログを書いた後「いまのわが家の冷蔵庫のものだけで何日持つかやってみよう」と思いたってスタートすることにしました。

目次

冷蔵庫のものから食べる理由

もし長時間の停電になった場合、冷蔵庫内の温度は上がっていきます。

電気が切れて2時間、扉の開け閉めをしない状態で
冷蔵庫 ほとんど変化なし
冷凍庫 −16度から−1度まで上昇

という実験結果があります。
その後はクーラーボックスと同じ状態になるそうです。

当たり前ですが冷蔵庫に入っているのは常温では痛みやすい、日持ちしない食品と凍らせることで長持ちさせている食品。だから冷蔵庫内のものを早く食べる必要があるんですね。

実験失敗で見えてきた課題

さて冷蔵庫の中のものだけで何日生活できるかという実験ですが、結果として失敗に終わりました。

現在の我が家は娘は独立し、夫は仕事の都合で1〜2週間ぐらいに1度2日程度帰宅、私は実質一人暮らしです。

今回、夫が帰省するタイミングに合わせ「2日間夫婦で食事+夫が赴任先に持ち帰る作り置き」を冷蔵庫にスタンバイして実験をスタートすることにしました。

しかし・・・今回に限って仕事の都合で夫は数時間家に滞在しただけ。食事をすることも作り置きを持ち帰ることもなく、それから8日経った今も冷蔵庫の中は食材でいっぱいのまま。

残念なことにこのままでは処分することになる食材も出てきそうです。

もし今災害などで長期停電になったとすれば、衛生面を考えるとほとんどが処分しなくてはいけないということですよね。

 

買い物頻度とライフスタイル

買い物の頻度や一度に買う量は各家庭によって違いますし、ライフスタイルの変化によっても変わってきます。

我が家も娘のお弁当を作っていた頃は夫と週に一度まとめ買いして週の途中で足りないものを買い足していました。

娘が卒業しお弁当生活が終わったら週に2、3回の頻度でお散歩ついでにその時必要なものを買っていました。

そして現在は夫の帰省のタイミングで買い物に行くという買い物スタイルです。

今回は不測の自体で食品を無駄にしてしまうことになりましたが、フードロスという点からも買い物の量や頻度を見直す必要があると痛感しました。

各家庭にあった備え方

今回のことで「備えは必要」ですがそのためのスペースやコストを考えると備えの仕方も各家庭によって違うということがわかりました。

大家族であれば冷蔵庫にたくさん入っている状態で停電したとしてもすぐ使い切れるし、むしろたくさんあった方がいいかもしれません。

一方わが家のように家族が少ないとか家族が家をあけることが多い場合は、冷蔵するものではなく常温保存ができる食材ストックの方がむいているということです。

防災ストック、非常持ち出し袋、備えなくてはいけないと思うけど何から始めればいいのかわからない!という時はご相談ください。

何を用意すればいいのかというアドバイスはもちろん備蓄スペースを確保するための片づけのお手伝いをいたします。

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