【防災備蓄】もしもの備えはケガでも役立つ

こんにちは

東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの整理収納サービスPRECIOUS DAYSメンバー

マスターライフオーガナイザー(R)&防災士の谷歩です。

10月下旬に九州、岡山、明石と約1週間遠出をしていたさなか、一人暮らしの母から右肩を脱臼したと電話がありました。利き手を脱臼し固定されているので、食器を洗ったりの家事が滞っているから近日中に帰ってこれないかという内容。この時に役立ったのが防災用の備蓄品でした。

目次

「sosなんだけど」の電話で確認したこと

母からの電話で慌てましたが、幸い肩と腕を固定していればほぼ痛みはないと聞いてホッとしました。困って助けが必要なことは何かを確認すると、一番困っているのは食器洗い。それが解消できれば数日待てるという返事でした。

食事はありがたいことに、ご近所さんや車で5分くらいのところにいる母の弟夫妻が届けてくださっているので困っていないとのこと。

数日の間の困ったをなくすための提案

実家には非常持出し袋と70L(縦39cm×横78cm×高さ37cm・2Lのペットボトルなら21本入る)のコンテナがあります。この中には紙皿、紙コップ、割りばしなども入っているので、少しの間それらを使ってみては?と母に伝えました。

最初は非常用だから使うのはためらうしゴミも増えるのが気になると言っていましたが、自然災害ではないけどケガをした今も非常時だよねと言ったら納得してくれました。ゴミは増えますが、ごみ出しは私がゴミ出しの日に行けば済みます。

結果的に紙皿類は、洗い物を気にするストレスから解放されて良かったようです。それと一緒に役立ったのが体拭きシートや髪をサッパリさせるシート。週2回通うクリニックで温かいタオルで体や髪を拭きましょうかと言っていただいていたようですが、毎回は申しわけなくてお願いできなかったそうです。

なので入浴もシャンプーも止められていた1カ月でしたが、家にシートがあって良かったと言っていました。

年末年始の帰省でおススメなこと

帰省時におススメなことは、ご実家の非常用の備蓄やタイムラインなどの確認です。10月末から毎週家事のサポートなどのために実家に帰っていますが、ある日今回のケガで使ったものの補充を兼ねて非常用の備品のチェックをしました。すると使用期限や賞味期限が切れていたり、ウエットシート系のものはカラカラになってしまっているものがありました。

せっかく用意したものがいざというときに使えないのは残念過ぎるので、新しく買って補充をしました。

さらに備蓄用のコンテナの上にたくさんのものが置かれていたり、現在は1回で寝ているのに非常持出し袋は2階に置いてあったりという、必要な時にサッと取り出しにくいし今の暮らしにあっていない状況でした。こちらは年末年始に帰ったときに見直す約束をしてあります。

 

母のギプスは1カ月ほどで外れましたが、以前より腕の可動域が狭くなっています。私が出し入れしやすい収納場所や収納方法は、身長の違いや体の状態でも違います。さらにものごとの価値観や優先順位も違っています。

こういったことを考えたうえで母の使いやすい整理収納を作っていきますが、その考え方の基本はライフオーガナイザー入門講座の思考の整理編、空間の整理編の中にあります。

自宅にも実家でも使える片づけの考え方は、オンラインでも学ぶことが出来ます。ひとそれぞれの価値観の違い、出し入れしやすい収納などをワークを通じて体感することが出来ます。

【開催】オンライン・ライフオーガナイザー入門講座

2023年1月26日
10:30-13:00 思考の整理編
14:00-16:30 空間の整理編
(両方、午前だけ、午後だけのお申込みも可能です)

 

 

 

 

 

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