【手作りジャム】味と一緒に娘に伝わった3つのこと

PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー  マスターライフオーガナイザー(R)&防災士の谷歩です。

久しぶりに独立した娘が帰ってきました。今回はいつもの作り置きにプラスしてイチゴジャムと味噌ピーナッツを手土産に渡しました。イチゴジャムをバックに詰めながら娘が言ったことで意識していなかったことがあったので、今日はわが家の味と一緒に伝わったことをご紹介します。

目次

伝わったこと1 イチゴの値段


1パック300円以下で買えたときに、4パック買って一度にジャムにします。
娘にイチゴジャムが冷凍してあるよと伝えたら、自分も作りたくてお店でイチゴを見ているけど250円くらいのがないからまだ作ってないという返事。なぜ250円が基準なのかと思っていたら、彼女が小さいころ私にどうしてそのまま食べないのかを尋ねたときの返事が「粒が小さくて大きさもしろってないし、1パック250円と安かったからジャムにする」だったそう。すっかり忘れていましたが、娘は印象に残っていたようです。私の方はここ何年か250円では見かけないので、300円を目安にしています。

伝わったこと2 水加減

最初のころはレシピ本通りに分量をはかり、付きっきりで作っていました。イチゴの煮えていく様子を見ているのは楽しいし、いい香りが立ち込めるキッチンにこもっているのは、ていねいな暮らしをしているように感じられて満足な時間でした。でも現実的には日々忙しくそのためだけにキッチンにいることはできず、作りたいと思っても時間がとれないというジレンマ。また煮詰まっていく鍋を嬉々として覗きこんでいるときに、幼い娘に何度も呼ばれてイラっとする自分に疑問も持つようになっていました。

あるとき、煮詰めていってイチゴの水分が減ればいいのでは?ある程度水分がなくなったら砂糖をいれて最後の火を入れればジャムになるのではないかと思いつきました。
そこで付きっきりで作るのではなく、野菜の下ごしらえや下ごしらえや洗い物をしながらの作業で火にかけ始め、キッチンを離れるときは煮詰めている途中でもいったん火を消し、またキッチンにいられるときに火をつけて加熱するというやり方で作ってみました。結果は味にも食感にも問題なし、気楽に作れるようになってそれからはこの作り方。娘が記憶しているのもこの作り方なので、忙しくても作ってみよう思っているようです。

伝わったこと3 作り方は選んでいい

ネットで検索するとさまざまなレシピがありますが、私が気楽に作れるやり方とはちょっと違います。好みの味や食感に仕上がればいいのでアレンジして楽しんでいます。

用意するもの

・イチゴ 4パック(約1㎏強)
・水 大さじ4
・砂糖 400g
・レモン果汁 4分の1個分

作り方

1.鍋に洗ってヘタを取ったイチゴ・水・レモン果汁を入れ5分くらい中火にかける
2.沸騰してきたら軽くかき混ぜて中火のままさらに30分くらい煮詰める
3.砂糖を分量の4分の3くらい入れて、弱火で5分くらいヘラでかき混ぜながら煮詰める
4.ヘラで鍋底をこするようにして、一瞬鍋底が見えるようになっていたら火を止める
5.粗熱が取れたら味見をして、甘さが足りなければ残りの砂糖を加える
6.1週間で食べきれる量はアルコールスプレーで消毒したガラス容器に入れ冷蔵庫へ、残りはやはり1週間で食べきれる量ごとにビニール袋に入れて冷凍します。

私は火にかける前にイチゴに砂糖をまぶして水分が出る時間を待つ代わりに水を使用し、作り方2の部分を2〜3回に分けて作っています。

娘はこの作り方を自分なりにアレンジして行くと思います。私の楽チンと彼女の楽チンは親子であっても違ってあたりまえ。こう思えるようになったのは、ものごとをインプットするときアウトプットするときに脳の使いかたにクセがあることを知ってからです。
この脳のクセは、家族が使った物をちゃんと片づけてくれない、SNSで見たステキな収納をまねしたけど上手く使えないなどの理由のひとつ。自分や家族の特性が分かると片づけてもリバウンドしてしまう理由が分かり、片づかないと悩んだりイライラすることがなくなっていきます。

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