PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー マスターライフオーガナイザー(R)谷歩です。
先週のメンバーブログで家族がお刺身などに付いてくる小分けのしょうゆなどチョイ置きするのがいやで卵ケースを変更したことをお伝えしました。今日はケースが変わってから夫の行動がどうなったかをお話しします。
袋入り醤油のチョイ置きのストレス
私のプチストレスは卵ホルダーの空いている穴に家族がお刺身などについてくるワサビやしょうゆをポイと差し込むこと。
ここに置かれると使うことを忘れてしまって「このお醤油いつの?」となり結局使わないまま捨てることになるからです。
それを解消するには「ここに入れないで」というよりも、空いている穴をなくしてしまえばいい!と考えて6個しか入れられない卵ホルダーに交換しました。
6個用の卵ホルダーにしてから約2週間様子をみていたら、袋入りのお醤油が卵ホルダーの左横においてありました。
思い返してみると12個用の卵ホルダーがあったときもこのあたりの穴に差し込まれていたようです。右はしの穴が空いていてもそこには差し込まれることはほとんどなかったと記憶しています。
卵ホルダーの左側に卵が入っている時は、卵ホルダーの左側の小瓶に入った調味料のあたりに差し込まれていました。
もしかしたら穴の有無には関係なかったのかも?
チョイ置きの原因は穴より場所
娘は最近独立して家を出たので、ここにお醤油を置くのは夫。
そこで夫にどうして卵ホルダーの左はしか卵ホルダーの左ばっかりなのか聞いてみました。
[speech_bubble type="std" subtype="R1" icon="2.jpg" name="私"]どうしてここに袋のお醤油を置くの?[/speech_bubble]
[speech_bubble type="std" subtype="L1" icon="1.jpg" name="夫"]冷蔵庫を開けた時に腕を自然に動かせる場所がそこだったから[/speech_bubble]
自然な動作でしまえるからそこに置く、納得のいく返事でした。
卵ホルダーのあるドアポケットは身長175センチの夫だと上から見下ろす高さで、入れるところが見やすいのと腕も上げる必要がない場所、そして冷蔵庫の扉は左側が開くので真ん中より左側が入れやすいそうです。
身長163センチの私はやや斜め上から見ることになり腕も肘から先を少し上にあげて入れる高さになります。ドアポケットは透明ですが平たいパッケージの小分け調味料が寝かせた状態で入っているとちょっと見えづらいので、しまいやすい場所は人によって違うのを再確認できました。
調味料ケースは撃沈
さて、以前100円ショップで売られている小分け調味料を入れるケースを使ったことがあります。
「定位置を決めたら忘れないだろう」と考えたからです。
しかし家族がそこに入れてくれることはなく、私自身は入れることはできましたが、それを使うことを忘れてしまうことも多く、結局お醤油を捨てることになるのでケースは処分しました。
小袋のお醤油を使い切る方法
それ以来「忘れない方法」としてマスキングテープで目立つ場所に貼ることにしました。ワサビとセットで使うことが多いのでワサビのチューブの近くが定位置です。
わりと目障り、つまり目立つので忘れることもなく使い切れるようになりました。
人を責めるな仕組みを変えろ
その後卵ホルダーを新しくしてからも以前と同じと所に小分けの調味料はおかれていましたが、今回「どうして夫はここに置くのだろう」「どうしてここに置かれると私はイライラするのだろう」と改めて考えてみたことで、そこにあったら自分でマステで貼ればいいといいと考えられるようになりました。
夫に卵ホルダーにお醤油の小袋を入れないでほしいと思う理由は、そこに入れられると使うことを忘れてしまって使わないまま捨ててしまうことがあるからです。
つまり卵ホルダーに入れられることが嫌なのではなく、お醤油を捨てることが嫌。それなら自分で工夫すればいいだけのこと。
自分ができる仕組みづくり
マステで冷蔵庫に小袋を貼ってあることは夫も知っていますが、あまった小分け調味料の袋を貼ることはないでしょうし「貼ってね」と頼むこともしていません。ただ「貼ってあるのから使ってね」とはお願いしました。
食事の用意をするのは私の方が多いから冷蔵庫内のどこになにを置くかは私の使いやすさが優先。
嫌だなと思う置き方ではないのと使いきれればいいので、夫が簡単に入れられるところまでをお願いしています
「使いやすい」は人それぞれ
新しく作ったゆで卵コーナーは夫にも好評でした。そして買ってきてすぐにゆで卵を作ってしまえば今のわが家には卵ホルダーは6個用で充分でした。
卵ホルダーを変えたことで思いがけず夫と冷蔵庫内の細かいことを話すことになりました。
そして出し入れしやすい場所が夫と私では違うことも改めて実感。
共有のスペースは使う人みんなが楽に出し入れしやすい仕組みなら、誰か1人に片づけの負担がかかったり不満がたまることもも減ります。
片づけのハードルを誰に合わせるか片づいた状態を維持するにはどうしたらいいかをライフオーガナイザー入門講座でそれから知りました。それから家族に自分の片づけ方を押し付けることがなくなりました。
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