PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー マスターライフオーガナイザー(R)谷歩です。
ガーデニングが趣味の私は以前からバケツ型のコンポストを使っていましたが、PRECIOUS DAYSメンバーチーム内でも使っている人が増えたトートバッグ型のコンポストも試してみたくなりました。ちょうどいつも使っていた生ゴミを堆肥にするための発酵を進める材料がなくなったのでいい機会だと思い購入しました。今日はタイプの違う2つのコンポストのお話です。
コンポストとは堆肥
枯れ葉や家庭からでた生ごみなどの有機物を、微生物や菌の力で分解発酵させてできた「堆肥(たいひ)」のこと。
私がコンポストと出会ったのは20年以上前のこと。自然食品のお店でたまたま見かけたコンポストと説明用ポスターに生ゴミから堆肥が作れると書いてあって、おもしろそうだと思いバケツ型のコンポストを購入しました。
そのバケツにEMボカシという米ぬかや油かすなどを発酵させた「基材」と言われる生ゴミを堆肥化するためのものに生ゴミを入れていきます。「基材」の見た目は少し色の濃い米ぬか、匂いはぬか床のようなものです。
ゴミとして捨てるものが堆肥という役立つものになるのは、自分ができるエコ活動になるのも魅力的でした。
バケツ型コンポストの使い方
好奇心から始めましたが、私には手間に感じることもありました。
EMボカシを足しながら生ゴミを投入し、 空気を抜くためにぎゅっと押して中ぶたと外ぶたをしめます。
生ゴミからは水分が出るのでバケツの下の方についている蛇口からほぼ毎日排水させます。この排水も肥料になったり排水溝をキレイにする効果があります。
しかし、忙しい日、疲れている日もあれば旅行で数日家を開けることもある。暑い日もあれば寒い日もあるし、雨が降る時もあります。最初は好奇心もあって楽しくやっていましたがベランダに置いてあるコンポスバケツのお世話がだんだん面倒に感じるようになってきました。
最近は必要な量の堆肥ができればそれでいい、と年に1~2回使うのがやっとというのが現実。
今は最後になる発酵期間が終わり出番を待っている状態です。(生ゴミを入れ始めてから発酵が終わるまでは密閉状態にします)
トートバッグ型のコンポストの使い方
最近私の周りで購入している人が多いトートバック型のコンポストは、生ゴミが堆肥になる期間が短く排水のお世話も不要。
臭いやバックの種類によっては虫対策もされています。
発酵を進める基材はセットに入っている全量を最初に1回入れるだけ。
あとは日々生ゴミを入れて混ぜるだけでOKです。
1日に入れられる生ゴミは300gが目安で3~4人家族で1日に平均的な量だそう。
この量で1ヶ月半から2ヶ月入れられるようです。
300gってどのくらいかと試しに量ったら、レンジで温めて食べるご飯のトレーに1杯くらいのキャベツで136gなので、この倍くらいが1日に入れられるとわかったので、後は目分量で気楽に使っています。
ライフスタイルにあった選び方を
調べてみたら、小さいものだと牛乳パックやダンボール箱、容器自体の一部を土に埋めて作る大きなものや電気を使うタイプまで様々なサイズがあるコンポスト。生ゴミの発酵を進める材料も様々あります。
しかしバケツ型のコンポストを買った時、マンション暮らしの私にはあまり選択肢もありませんでした。が、世の中全体でエコロジー意識が高まっている今はたくさんの選択肢があります。
私はエコにも興味がありますが、出来上がった堆肥はベランダガーデニングに使う程度。そんなにたくさん必要ないということもあり、しばらくはコンパクトで手間がかからずに見た目もかわいいこちらのコンポストを使ってみたいと思います。
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1回目 2020年7月4日(土)10:30〜
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2回目 2020年7月6日(月)10:30〜
コンポストって実際どうなの?
(臭い、虫、など疑問にお答えします)
3回目 2020年7月15日(水)10:30〜
どうする?レジ袋有料化
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