PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー
「記念切手や古いお札、記念コインなどを換金したいけどどうしたらよいか」というご質問いただきました。
親や親戚から譲り受けたり、子どものころ夢中で集めたりと、昭和の時代を象徴するものですが価値がわからずどうしたら良いか迷うもののひとつです。今日は古い切手についてお話しいたします。
切手の価値と価格
切手の良いところは金額が記載されているので、額面総額が容易にわかることです。
例えば、
・20円切手×20枚(1シート)=400円
・50円切手×20枚(1シート)=1000円
総額がわかったらこれらの切手をどうしたいかを考えます。
・額面総額より高く売りたい。
・額面より安くても価値を認めてくれる人に譲りたい。
・額面総額相当で換金したい。
・額面以下なら思い出として取っておく。
額面総額より高く売りたい場合 切手の価値を知る
「プレミアム切手」と呼ばれている値打ちのある切手をお持ちであれば額面以上の価格が期待されます。「記念切手」「特殊切手」「中国切手」「日本郵便切手帳」などもこれにあたります。
保管状態が良いものはもちろんですが、バラになっていたり、汚れていたり、使用しているものでも希少価値の高いものに該当すれば額面以上になる可能性はあります。
現在はネットで調べたりすることもできますし、鑑定士のいる買取専門業者で査定してもらうこともできます。
手間はかかりますが、まずは価値を知ることから始めることをお勧めします。
額面より安くても価値を認めてくれる人に譲りたい場合 買取業者orネット売買
額面より下回ることがほとんどですが、コレクター向けの販売ルートを持っている専門業者を利用することを一つの選択だと思います。
また、コレクターの方に出会える可能性が高いのはインターネットオークションのヤフオクだと思いますが、フリマサイトのメルカリなどでも切手の換金は可能です。
大切にしてくれる方へ譲ることができるなら活用してみるのも良いと思います。
しかし、一般的買取金額は額面価格40%〜90%とされています。
私はブックオフへ持ち込んだこともありますが、額面の半値と言われて持ち帰ったこともありました。
額面総額相当で換金したい 日本郵政で換金
額面同等に使うのは「切手」として使うことです。
メールが主流の時代ですが、大事な方へのお手紙を出すときに時代を感じさせる切手を使うことも情緒があって良いですね。
現金に近い形にするのであれば郵便局がオススメです。
郵便局では払戻はしていませんが、手数料を払えばはがきや切手。レターパックなどに交換できます。
より現金に近い形にするには送料の支払いとして使用するのが良いでしょう。
日本郵政を介した着払いの運賃料金・手数料の支払いができます。
ネット通販などで郵便局の着払いでの郵送を依頼すれば着払いを切手で支払うこともできます。ネット通販をよく利用される方にはおすすめの使い方です。
海外に家族や親戚がいてEMS(国際スピード郵便)も切手での支払いも可能です。
メンバーのみっちゃんの切手活用法も参考にしてください。
額面以下なら思い出として取っておく 将来の楽しみ
額面以下になるのなら売りたくないと思う気持ちは当然のこと。
本当に手放したほうがいいものでしょうか?
昭和の時代を象徴するものが切手の絵柄となって残っています。
写真を見返すようにその切手を見ると時代背景がわかったり昭和を語るのにとても良いもののように思います。
現在は価値を見出せないかもしれませんが、子どもや孫世代にも語れるものとなるかもしれません。
昭和の思い出として取っておく選択もとても素晴らしいことだはないでしょうか。
どんな選択にも間違えはありません。あなたが納得いく方法が正解です。
ご参考になれば幸いです。
片づけていたら必ず出てくるのが「これ、どうすればいいの?」なもの。相談相手がいれば手を止めることなく片づけが進みます。
オンライン片づけレッスン