【すぐ外そう】デメリットしかないクリーニングのビニールカバー

こんにちは

東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの整理収納サービスPRECIOUS DAYSメンバー

リユースオーガナイザー滝口明子です。

クリーニングから戻った衣類には必ずと言っていいほどこんなビニールカバーがかかっています。このビニールカバーをつけたままクローゼットに収めていませんか?
カバーを外したらきれいになった衣類にホコリが被っちゃうし、ビニールゴミが増えるしそのままにしておこう。なんて思っていたら要注意!すぐに外したくなる理由をお伝えしますので、ぜひ読んでください。

目次

ビニールカバーは何のため?


ビニールカバーは工場からお店へ、お店から自宅へ運搬するときにクリーニング後の衣類が汚れないように簡易的に被せられたもので、自宅で保存することは全く考慮されていません。なので、家に持ち帰ったらすぐに外すことをお勧めします。つけっぱなしにしておくとさまざまなトラブルを生み出す原因になってしまいます。

デメリット1) 湿気が溜まってカビが生える。

ビニールカバーの形状は下が空いていて上はハンガーの首が通る程度しか空いていません。下から入った湿気の向け道がなく、ビニールの中は湿気がこもり、カビの生えやすい状態を作ってしまいます。梅雨時期などを超えて長期保存したものは確認が必要です。

デメリット2) 空気の循環が悪くて衣類が変色する

また、いざ着ようと思った時にグラデーションがかったように一部だけ色落ちをしていることありませんか?
これは空気中に含まれている窒素ガスなどが衣類の一部を刺激して、色素分解させてしまうことによって起きる現象です。ビニールカバーをしていると空気の循環が悪くなり、変色を招いてしまいます。特にダウンジャケットなど、保管が半年以上続く衣類は特に注意した方が良さそうです。

デメリット3) ビニールの劣化で衣類が黄ばむ

さらに、空気中に含まれた窒素ガスなどはビニールをも劣化させます。その結果、ビニールの成分が衣類に付着して、衣類を黄色く変色させてしまいます。
ガスによる変色や黄ばみは再度クリーニングに出しても戻せないことが多いので厄介です。

ビニールカバーはメリットゼロ

デメリットばかりでメリットゼロのビニールカバー。
着たい時にがっくりな気分にならないように、クリーニングから戻ってきたらすぐにビニールを外して、風通しの良いところでこもった熱を放出してあげましょう。

それからクローゼットへ入れてあげると衣類もクローゼットも喜びます。状態よく保管してあげると衣類が長持ちします。
カバーが必要であれば、不織布や防虫効果のあるカバーを被せ直してください。有料オプションで不織布カバーをつけてくれるクリーニング店もあるようです。

もし、クリーニングから戻ってきたままビニールカバーをつけたままの衣類があったら、すぐに外してください。また、湿気を感じたら一度干してあげることもお勧めします。気持ち良いクローゼット・気分の上がる衣類で毎日をお過ごしください。

 

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