【50代からの暮らし】子育て終了後のリフォーム

PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー

リユースオーガナイザー滝口明子です。

現在、PRECIOUS DAYS代表の下村の自宅はリフォーム真っ最中。彼女がSNSで発信しているリフォームの様子をみていると4年前にわが家をリフォームした記憶がよみがえり、リフォームをしたときの気持ちを振り返る機会となりました。

目次

リフォームのきっかけ

築20年となるマンションのあちこちに不具合が出てきたころ、ライフオーガナイザーの先輩が開催するレジデンシャル講座に参加しました。正確な講座名は忘れてしまいましたが、複数回の講座で毎回課題があり、その課題と向き合いながら「理想の家・インテリアを考えてく」という内容でした。この講座がこれからの自分の暮らしをどうしていきたいかということや生活のなかで大切にしていること、そして好きなものへのこだわりを考える貴重な時間となりました。
そして、子育てがひと段落して夫婦ふたりの生活へライフステージが変化する時期に差し掛かていましたのでこの思考の整理がちょうどいいタイミングとなり、結果的にリフォームをするきっかけとなったのです。

自分らしい暮らしが見つかった

リフォームにはまとまった費用がかかりますので、じっくりじっくり夫とこの家でどう過ごしたいか、それぞれがこだわりたいところや老後のことなどを話し合いました。今まで仕事人間で家事育児は一切関わらなかった夫がリフォームに興味を示し、積極的に参加する姿はとても新鮮でした。
時間をかけて妥協せずに取り組んだ結果、4年たった今でも居心地の良い自分たちらしい空間を保つことができて、穏やかな時間が過ぎています。

必要なものはさほど多くなかった

ご覧の通り全てを取り払いまっさらな状態から作り上げていくリフォームが始まりました。建築現場を見る機会は滅多にありません。こんな経験はこの先ないでしょうから少しずつ形になっていくようすを夜な夜な見ては楽しんでいました。
そして完成後、リフォーム開始前にオーガナイズして新しい生活で使いたいものを吟味して段ボールへしまっておいたものを開梱していく作業が始まります。しかし、驚いたことに開けた段ボールの中から出てきたものの30〜40%は処分することとなりました。
理想の空間を目の当たりにするとさらに選ぶものが変わっていきます。より厳選されたものだけが残っていきました。まさに好きなものだけに囲まれた生活が実現できました。

空間が変わるとものの選び方も変わる

どんな家で、どんな暮らしがしたいですか?

思考の整理をするとものの選び方が明確になり片づけが楽になります。
私はリフォームを通して、自分の好きがはっきりして生活の軸ができました。リフォームは一つの手段ですが、ライフステージの変わり目には家全体のものを見直すことをお勧めします。これからの人生を楽に楽しく暮らすことができると確信しています。

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