久しぶりに実家に帰省をし、姉に手伝ってもらい母と3人で実家の片づけをしました。昔からモノの多い家でしたが、私たちがいなくなった後もかわりません。転倒防止と衛生面、健康を考えた片づけをしてきました。
実家の現状
ビフォー
今回は、ダイニングの整理収納と掃除。
以前から、帰省時は、食材の賞味期限のチェックや、母一人ではゴミ出しできていないモノを処理しています。しかし、母は、賞味期限は気にしていないし、モノがたくさんあっても置く場所があるので困っていません。だから、無理矢理モノを捨ててキレイにしようとすると機嫌が悪くなります。そうならないために、母から家の片づけをしたいと言われたらお手伝いをすることにしていましたが、連絡はありません。
久々に実家に帰り、ゴミ捨てを含めてモノの管理が母一人では困難になっていることを痛感。今回、モノの見直しをすることを親に提案しました。
ダイニングの現状は
・保存食の瓶やかめが大量にある
・資源ごみがたまっている
・賞味期限の切れた食材が多い
・ホコリ多め
・モノが多くて歩きにくい
母には、
・食べていない保存食の瓶が床に置かれ歩きにくい状態になっているので、モノにつまづいて転んだら危ないこと
・モノが動かせず掃除ができていないので、ホコリや湿気でカビている場所があること
・賞味期限を過ぎたものを食べて体調をくずす危険があること
を伝え、転倒防止と衛生面、健康を考えて片づけをした方がよいことを伝えました。
要不要の判断の敵は習慣だった!
アフター
賞味期限の記載がある食品は、要不要の判断がしやすいモノのひとつです。しかし、今まで賞味期限は関係なく食べてた母なので、そこの判断も難しく、あきらかに変色した食材と見比べをして判断をしてもらい、半分ほど処分しました。保管方法も昔とは違うモノもあるので、開封後は、ジッパー付きの袋に詰め替えたり、冷蔵庫に保存した方がよいものを伝えました。
今まで見て見ぬふりをしてきた味噌かめや漬物の瓶の中身を確認してもらいました。私たちが子供の頃は手造り味噌を食べていましたが、私たちが実家を出てからは消費が追いつきません。
毎年造っているからという理由で造り続けた味噌のかめが5つ。中身を見てみると、コンクリートのようにカチコチで食べられる状態ではありませんでしたが、母からは「処分する」という言葉はでてきませんでした。
ゴミ捨てができない親
年をとり、重いモノや処理が面倒なモノはゴミ捨てができず、家の中に溜まってしまいます。特に、資源ごみは、ゴミステーションが家から遠いので持っていくのが億劫そう。私たちが帰省した時に、ダンボールや瓶、缶、ペットボトルをスーパーの回収場に出しています。それ以外の大きくて重いゴミは、クリーンセンターに運ぶこともあります。
今回、味噌かめや粗大ゴミを170㎏処分しました。ゴミ出しだけでかなりの重労働。姉も私もアラフィフのため、体力の限界を感じました。私たちがやらなかったら母はどうしようと思っていたのだろう。
母が造ったもので特別な想いがあるとは思いますが、現在、味噌は買っているので食べる予定はありません。今までも味噌かめの処分の話はしてきましたが、母が自分でやるからと言って何もしていませんでした。放置されたかめの周りはホコリとカビで掃除に時間がかかり、私も気分が悪くなりました。
母の気持ちに変化がおきた
アフター
味噌かめがなくなったあたりから、母に変化を感じました。古くて色の変わった梅酒やらっきょう漬けを「捨てるわ」といって、自ら動いて空いた瓶をキレイに洗い乾かしていました。
今までは、一緒に片づけたといっても、質問には答えてくれますが見ているだけ。
言葉で説明をしてもイメージできなかったことが、モノが減り、掃除をしてきれいになり、家具が移動してと徐々に変化していく部屋を見て、理解し納得できたのかもしれませんね。
月に1度の片づけの日で習慣づけ
姉も私も仕事をしているのでなかなか予定が合いません。今までは、予定があったら片づけしようと話をしていましたが、その日はやってきませんでした。
今後は、月に1度実家の片づけ日を決め定期的にやることを決めました。習慣が得意な母なので、月1モノの見直し日が定着するといいなと思っています。
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