【非常用トイレ】開封して気づいた5つのポイント

こんにちは

東京・神奈川・千葉・埼玉エリアの整理収納サービスPRECIOUS DAYSメンバー

マスターライフオーガナイザー(R)&防災士の谷歩です。

非常用トイレを備えている方は多いと思いますが、実際に使ってみたことはありますか?今日は実際に非常用トイレを開封し、一部使用してみて防災士の私の目線での気づきを5つお伝えしますので、非常用トイレ選びの参考にしてください。

目次

1. 使う場所によって備えるトイレは違います

私が非常用のトイレとして備えているものは

1.自宅の備蓄用3タイプ、
2.防災ポーチや非常持ち出し袋用のコンパクトな携帯トイレ2種類
3.トイレ以外でも応用できるペットシーツ

備蓄用のトイレは自宅のトイレに凝固剤をセットして使うものもありますが、私は簡易便座がセットになっているものも持っています。
これがあれば自宅のトイレが壊れていて座れない・・・という場合や屋外などトイレ以外の場所でも目隠しがあれば使うことができます。

そしてコンパクトな携帯トイレは非常持ち出し袋だけでなく、車の中などに入れておくとドライブ中の渋滞の時などに備えることができます。

目的に合わせて備えるトイレのタイプは違います。

2. 非常用トイレの機能

とりあえず「備えておかなくちゃ」と、とりあえず備蓄用に1箱購入後、大雨などの災害が多くなったころから少しずつ買い足して、3年置きぐらいに新しいものを買い足しています。いずれのタイプも凝固剤と数種類のビニール袋のセットが入っています。
でもその凝固剤はただ固めるだけでなく殺菌剤や防臭対策が施されており、ビニール袋もまた防臭効果のあるものがセットされており、それぞれ新しいものほどより清潔に臭わないよう機能性が上がっています。

3. 非常用トイレの使用期限

最近購入したものは使用期限の目安が書かれていました。凝固剤の使用期限は5年~10年が多いそうですが、製品によってはもっと長く持つものもあります。今年買った1番新しいものは2033年が目安になっています。
でも以前買った2タイプには、期限がかかれていなかったので早速中を確認しました。凝固剤は高分子ポリマーでパウダー状になっていますが、劣化するとゼリー状に変化。パッケージの上から触ってサラサラしていたので、まだ使えます。湿気除けに念のため凝固剤をパッケージごとファスナー付きビニール袋に入れ、年に1回は状態をチェックして行きます。

4.非常用トイレの使い方


こういう防災用品は買って安心してしまって、実際に使ってみることをしない場合が多く、私もそうでしたが、今回使ってみることにしました。

まず簡易便器の組み立てです。簡易便座も組み立てて実際に座ってみました。組み立て方はイラストと写真で分かりやすく、道具も不要で約7分で完成。サイズ感は普通のトイレより小ぶりな感じ、静かに座ったつもりでしたが便座部分が少しへこむような感覚、立ち上がって見てみると実際に一部へこんでいました。家のトイレが破損したりでこれ1台を夫と私が1日7回前後使ったら、結構いたんで補修が必要になりそうです。その時はペットボトルの段ボール箱などで対処しようと思います。

何日分用意したらいいかはこちらから

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5.非常用トイレを使った感想

以前防災ポーチを作ったときに参考にした本に、非常用トイレもお試しをしておくといいと書いてありました。

防災ポーチの中身の例では携帯トイレではなく、応用の利くペットシーツを1〜2枚用意してトイレにも使うとあったので、最初はペットシーツを用意しました。そして実際はどんな感じかを確かめるために、トイレにごみ袋を2重にセットし中にペットシーツを敷いてお試しをしました。

結果は、とってもいたしづらい。いつもと違う様子、出したものを流さないと考えてしまい、この状態で使っていいんだろうか?というような心的な壁を感じました。これはお試しをしておいて本当に良かったことです。

まとめ 知ってる < 用意してある < 体験してみる

そういう非常用グッズがあるのは知っているより、一応用意してある方が安心感は増えます。でも実際に何がセットに入っていてどう使うのか、使い心地や使ったときのグッズの状態などを体験しておくとさらに安心度が上がります。「わが家は大丈夫!」と自分にも家族にも言える準備をおすすめします。

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