お子さんたちは夏休み真っ只中ですね。家族旅行やレジャーなど楽しい計画があると思いますが、まだ決まってなくてどうしようと思っていたり、あと1日どこかに出かけたい!そんなご家庭におススメなのが、楽しみながら大地震や津波などの防災を学べるところです。
防災訓練が必要な理由
学校や職場や地域で行われる防災訓練はどんな意味があると思いますか?
・安全な場所への避難や屋内での安全確保
・早い段階で自主的避難ができること
・災害の種類に合った待避場所や家族間の連絡手段や連絡のしかたの確
災害発生時にどんな行動をとったらいいかや日頃の備えについて考える機会として行われています。とっさの判断と行動ができるためには、知っているだけでなく「できる」ようにしておくことが大切です。
防災館で災害を「体験」してみよう
防災館は、防災体験館などの名称になっています。その内容も施設ごとに、シアター形式、地震体験、煙体験、消火体験などさまざま。私は池袋の防災館と有明の「そなエリア」に行ったことがあります。
池袋の防災館では「ナイトツアー」で夜寝ている状態で大きな地震が来た想定の体験と、火災で煙が充満した室内から脱出する体験がとてもインパクトがありました。
そなエリアでは
「地震発生後 72時間の生存力をつける、体験学習ツアー」というテーマで、大震災後の街に中を歩きながら生きるために必要な知識をクイズ形式で学ぶコーナーと、地震対策をした部屋とそうでない部屋の被害の違いがリアルに分かるコーナーが印象に残っています。
知らないと火傷などの二次被害の恐れも!
寝ている状態での震度6弱の揺れは、想像をはるかに超えていました。体験前に教えてもらっていた。安全な態勢にするのも枕で頭をカバーするのも思うようにはできず、体験と分かっていてもパニック寸前。
でも震度6弱という揺れがどんな感じか、その時自分がどうなるかが分かったことで、心構えができた感じで恐怖や不安がかなり少なくなりました。思うように動けないなら、自宅で寝ている場所と懐中電灯などの置き場所をもっと工夫するヒントにもなり、枕もとにコードレスのライトを置くようにしました。
煙体験では、ドアや壁が熱くなるからやたらと何かに触ってはいけないことを知りました。煙が充満しているということは、どこかで火が出ているか何かがくすぶっている、つまりドアや壁などは熱くなっているということが、意識の中で結びついていなかったことが分かりました。知っているだけだといろいろな現象がバラバラで、いざというときに火傷などの二次的な被害に合ってしまうと思います。
夏休みの自由研究にもおススメ
親子で同じ体験をすることで「わがやの防災」を家族で共有できるようになります。体験や見学を通して、親の目線と子どもの目線で家の中の危ないところがあるか?もしもの備えで足りないことはないかが分かってくるはずです。
整理集収納サービスで伺ったお客様から「子どもがひとりで家にいる時間もある。その時に大地震が来たらどうしようといつも不安です」と言われたことがあります。このお宅では、片付けながら安全な家具の配置のアドバイス、非常持ち出し袋の置き場所を変えて来ました。
防災館に行ったこと自体も夏休みの自由研究になりますし、自由研究に役立つイベントが開催されている施設もあります。
今年は関東大震災から100年。わが家の非常持ち出し袋、防災備蓄を見直すオンラインセミナーを開催します。家族構成にあった準備の仕方や、安全な家具の配置などをワークをしながら学べます。書きあがったワークシートはそのまま「わが家の安全・安心オリジナル防災シート」になります。
これで安心!非常持ち出し袋・防災備蓄の整えセミナー
9月16日(土)10時~12時にオンラインにて開催します。
今の自分、家族にあった防災備蓄になっていますか?
下村の「あなたの家は大丈夫?防災片付け7日間無料メール講座」でもお役立ち情報をお伝えしています。
こちらの登録プレゼントの監修を担当しました。