猛暑が続く中で電力需要ひっ迫注意報が出た日、こんな時こそポータブルバッテリーの出番だと思ってサーキュレーターを繋いでみました。もしもの時にどれくらいの時間使えるかの実験も兼ねたのですが、結果はあっけないものでした。今日は実験の結果のお話です。
ポータブルバッテリーを買った目的
災害時のスマホの充電を目的にコンパクトなバッテリーを購入。50代後半の夫婦2人暮らしなので、情報が途切れない準備と備蓄で何とかしのごうという考え方で、フル充電でスマホを12回程度充電できるタイプ。ソーラーパネルもセットされています。
最近よく見聞きするHTT(電力をへらす・つくる・ためる)にもつながりますね。
思いついたら実験!
電力需要ひっ迫注意報が出た日の夕方、仕事帰りに寄ったスーパーは一部の照明を切っていて店内が薄暗く異様な印象でした。帰宅後に思いついたのが、わが家のモバイルバッテリーでサーキュレーターは何時間使えるか試してみようということ。
バッテリーは3.7V 22,500mAh 83Wh、サーキュレーターの消費電力は50Hs/35W、60Hs/39Wと説明書に記載がありましたが、ピンとこないので実験です。風力は静・弱・強の3段階の真ん中の弱、3Dの首振りモードをチョイス、何となく2〜3時間くらいは動くかなと思っていたのですが、結果は1時間弱でバッテリーが切れて風は止まってあっけなく実験終了。
スマホの充電はiPhone13 Proで、49%の充電量から100%になるのに約1時間でした。
https://product.rakuten.co.jp/product/-/c4de8f7d47d806f07faee5b21187df68/
使う方は納得、では充電は?
バッテリーを購入した時点で80%以上の充電ができていて、その後コンセントにつないでフル充電にしたまま使っていませんでした。サーキュレーターの実験で充電量はゼロになったので、今度はソーラーパネルで充電するのにどのくらいの時間がかかるかが気になりました。フル充電にするにはコンセントからで6時間程度、晴天時の理論値で10時間程度だそう。
こちらの結果は気温30度越えで晴れ時折雲がかかるような天候の3日間、計15時間強かかりました。天候によって充電にかかる時間は左右されると説明書にもありましたが、自然の力をもらうのは思いのほか時間がかかるのが分かりました。
バッテリーを使った感想
持っているだけじゃダメ、使ってみないと分からない。これが素直な感想です。バッテリーにつなぐ機器の種類によって使える時間は変わるし、充電にかかる時間も状況によって大きく変わるので、いざというときに安心して使うためには平時にお試しをすることをおススメします。
非常時に役立つのはパッククッキングも同じ、そして「知っている」と「出来る」も違います。
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気になる方は予定をあけておいてくださいね。