【楽しい片づけ】娘のケーキが思い出させてくれたこと

仕事が終わって帰宅するとケーキが焼けるいい匂いが漂っていました。娘が友人宅での女子会に持って行くケーキを焼いたところで、焼き上がりを一緒にチェックして欲しいと言われた時の会話で自分の思い込みに気付きました。今日は知らず知らずに持っていた私の思い込みの話です。

整列したクッキーの理由

いい匂い、と思ってケーキを見たらケーキの上で整列しているクッキー

このケーキを見て思わず口から出ちゃったのが

「どうしてこんなクッキーの並べ方？円を描くようにするとか、放射状に並べるとかバランス良く見える並べ方があるでしょ？しかもなんでクッキーの間にスキマ？」
でした。

娘の返事は
「クッキーを並べてたらここののマーブル模様が可愛いからクッキーで隠したくなかったんだよね」というもの。

それにしても。。。と思いながら一緒に焼き加減のチェックが終わったら

「１個は私が味見して持って行くのは５個だから、残りは父と食べていいよ」と娘。

え？５個って？

そう彼女はクッキーの大きさで切り分けて持って行くつもりだったのでした。

丸い型で焼いていたからホールで持って行くとばかり思っていた私。

カットするならクッキーの並べ方は重要ではありませんよね。むしろこの並べ方の方が切り分けやすい。

ごめんねと私たちの分まで考えてくれてありがとう！と伝え、まずは端っこで味見、美味しくできていて２人でニッコリ。

暮らしを楽しむためにやってきたこと

娘が小さい頃から「暮らしの中には楽しいことはいっぱいあるよ」ということを伝えたくて遊びの延長としてお菓子作りやお料理、お掃除など一緒に楽しんできました。

遊びのようのなもの、といっても母である私が教えることがほとんど。

いつの間にかその中に「こうあるべき」「これが普通じゃない？」という私の思い込みがチラチラ紛れ込んでいたようで、そしてその思い込みをも娘に教えてくちゃ、という無意識の考えが冒頭のクッキーの並べ方に一言いうという形で出てきたんだと思います。

お菓子作りを楽しみたくても細かな分量はともかくとして並べ方まで「こうするべき」があったらつまらないですよね。

楽しい片づけ　楽しくない片づけ

実は私自身、片づけが苦手でした。だから片づけの教室に通ったり、片づけの資格を取ったりして一生懸命「こうすれば片づく」という片づけをずっと探してきました。

だけど「こうしなさい」「こうあるべき」という片づけは楽しくないから続かない。そして「こうあるべき」が楽しくないからいつも片づけにイライラしていました。

しかしライフオーガナイズの片づけは「人によって楽な方法が違う」ということから始まります。

今現在、私が「楽に、楽しく」片づけていることで娘にも「片づいている暮らしは楽で楽しい」と伝わっているようで「こうやって片づけなさい」と言わなくても自然に片づけるようになりました。

親が眉間にしわ寄せて片づけていたら子どもも片づけは嫌なもの・・・と思ってしまいます。

私自身の経験から楽しく片づけられる片づけをお伝えする講座です。