PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー マスターライフオーガナイザー(R)&防災士の谷歩です。
新年あけましておめでとうございます。
松の内最後の行事食の七草粥は、無病息災、青菜が少ない時期にその栄養を摂る、年間末年始のご馳走で疲れた胃腸をいたわるなどと言われています。今年はレトルトのお粥とフリーズドライの野菜を使って手軽に準備しようと思っています。今日はわが家のローリングストックで作る七草粥のご紹介です。
七草粥の七草とは
1月7日にいただく春の七草は、野菜と野草。温室栽培が無かった時代に真冬にとれる野菜と野草で、セリ・スズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ(かぶ)・スズシロ(大根)です。
いつもの年はスーパーで七草セットを買ってお粥を炊いて七草粥を作っていましたが、ことしは防災備備蓄を兼ねて便利に使っている保存食品で作ろうと思っています。
普段から便利に使っている食品
今わが家にあって七草粥に向く食品は、レトルトのお粥、フリーズドライの高菜・大根葉・ほうれん草、切り干し大根です。7種類には少し足りませんが気分は七草粥。
フリーズドライの青菜はまとめて熱湯で5分ほどもどし、切り干し大根は軽くすすいだあと熱湯で15分くらい戻して温めたレトルトのお粥に混ぜ、好みで塩を振り入れて完成です。
青菜は乾燥したままお味噌汁に入れてしまうこともあり、そのやり方でも食感や味は大きく変わらないと思います。レトルトのお粥を器にいれて電子レンジで温めるときに青菜を入れる方法もありますね。
使うからこそローリングストック
2020年に防災士の資格を取って、わが家のもしもの時の備えを見直しました。その中でビタミンや食物繊維などが少しでも多く食品から取れたらいい思い、意識して用意するようになったのがフリーズドライの野菜です。
でも始めに買ったときは使うのを忘れてしまって賞味期限をきらし、残念ながら処分したものもありました。その後は積極的に使う期間を決めて使いきり、新しいものを買い足すようにしています。
また、ビタミンCは熱に弱いから栄養価はどうなるのだろうと調べたら、フリーズドライは凍結乾燥という意味、フリーズ=凍らせる・ドライ=真空凍結乾燥機で乾かす方法。高温を加えていないので栄養も残っているようです。
乾燥野菜を使ってパッククッキング
昨年から始めたオンラインのパッククッキングのワークショップでも乾燥野菜は活躍しています。今年最初のパッククッキングのワークショップは1月29日土曜日、オンラインで14時~15時30分。メニューは具だくさんスープ、ご飯、デザートの予定です。
本年もメンバー一同皆様のお役に立てますよう頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。