PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー マスターライフオーガナイザー(R)谷歩です。
家の中が片づいていることは防災につながると考えて、10月に防災士の講座と試験を受けてきました。試験は無事に合格したのであとは救命救急講習を受講したら晴れて防災士と名乗れます。
受講する中でこれは必ず用意しておこうと思ったものの中から3つをご紹介します。
その1 ラジオ
災害情報に関する単元で知ったのが電池式のラジオを用意する意味。
ほとんどの家にはテレビがあるし、テレビのないわが家でもネットでラジオは聞けるので、予備的の予備くらいに考えて手回しで発電するタイプしか持っていませんでした。
でも大きな地震があった場合震度6弱で火力発電所は停止、広域で停電になるそうです。また発電所は海岸沿いに多く、津波の影響も受けやすい。
「100ボルトの電気が必要なテレビより乾電池で聞けるラジオを!」
と元NHKで災害報道に携わっていた先生が何度もおっしゃっていました。
ネットのラジオもアクセスが集中したらダウンする可能性がある、停電の中で確実に正しい情報を得られるのは普通のラジオ。わが家の手回し式は、充電するのに腕が痛くなるまでハンドルを回すことになるのであま頼りにならないようです。
ポケットの入るような小さいものでも充分ということで、ドラッグストアで見つけた縦9センチ、幅5.5センチ,厚さ1.7センチのラジオを購入しました。別売りの単4電池2本を入れても重さは85gほど、1,000円くらいでした。
私radikoというネットのラジオを聞くことがありますが、起動画面をよく見ると「タイムラグが出ることがあるので時報や緊急地震速報は正確でない」というような但し書きがありました。
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その2 アイブロウ
実家に帰った夜、寝る支度をしていた母がパジャマ姿で眉を書き始めてビックリ。これから寝るのにどうしてかと聞くと「眉が薄くなっているから、もし夜中に何かあったとき助けにきてくれた人がおどろいちゃうでしょ」との返事でした。
ペンシルタイプとアイシャドウがわりにもなるパウダータイプの2種類を使い分けて毎晩寝ているそうです。
これを聞いて防災の本にも非常持ち出しの中にアイブロウを入れておくといいと書いてあったのを思い出しました。また防災士のある講義の中でもその話が出て、避難生活が長引いたとき何かが燃えた後の炭で眉を書いていた方がいらしたということです。
思うようにならない生活の中では、眉が有ることが心の支えになりますね。
母には1度書くと何日か消えないタイプのアイブロウがあるよと伝えたら、ぜひ使いたいと言ったので買って置いてきました。
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その3 大判ストール
こちらは防災の本で読んでから意識して持つようにしています。
夏は出先の冷房対策、寒い時期は首に巻いたり羽織ることもできるし、ファッションのアクセントとしても便利に使っています。
万一の場合は大きく広げて体を覆えば着替えやトイレの時に周りの視線をさえぎることもできます。
薄手のタイプなら小さくたためるので持ち運びも楽チンです。
あなたの家は安心できる場所ですか?
もし大きな地震が来たら床にものがあれば避難の邪魔になりますし、倒れた家具やしまってあった本やものがとんできたり散乱しても、ケガをしたり避難の妨げになることもあるります。
それが寝ている時だったら。。。家の中がスッキリ片づいていることが家族の安心・安全につながります。
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