【オンライン片づけ】お客様を経験してわかったこと

PRECIOUS DAYSではZoomというアプリを使う新サービス「オンライン片づけレッスン」をご提供するためにモニターさんにご協力を頂いて準備を進めています。それに先駆けてPRECIOUS DAYSメンバー間でZoomを使って練習を繰り返しました。今日は私がお客様の役になって改めて気づいたことなどをお話しします。

ターゲットは引き出し１つ

今回「オーガナイザー役とお客様役を順番にして皆んなの家をやってみよう！」となった時、20分でできそうな場所として思い浮かんだのは高さ16センチ・幅32センチ・奥行き36センチの引き出し。
細かいものを入れるのには深すぎなのでA４サイズの箱2つで２段に仕切ってあります。

引き出しの中に箱が２段入っている状態

引き出しの中の箱の上の箱を外した状態

チームでたくさんのお客様宅の整理収納サポートに伺っているので、20分位だと「どんなものを片づけるのか」と「量」でどのくらいできるかのイメージができます。

以前は楽しみで針を持つことも多かったのですが、ここ３年くらいは「裁縫」というとたまにボタンの付け直しやほつれを繕う程度。なので昨年それに必要なものだけを別の引き出しに移して以来、私はこの引き出しを開けた記憶がありませんし、家族も時々ひもやリボンを探していたくらいのほぼタイムカプセル状態です。

２ステップでゴールを決める

片づける場所を決めたら

１ どんな状態にしたいか
２ その状態になった時の私のメリット

この２つを確認します。

１　どんな状態にしたいか

この引き出しを空っぽにしたい。
そしてしまう場所が決まっていないものや家族に要不要の判断をして欲しいものの一時的な保管場所にすることに決定。

2　私のメリット

置き場所が決まってないもの、出しっぱなしになっている家族のものをどこにおこうか考えなくていい、家族にも「引き出しを見てね」と伝えればいいので気が楽になる。
考えるのも気に掛けているのも私には面倒だし、その分の手間暇を植木の手入れなど好きなことに使えたらハッピーです。

今、空にした引き出しに入っているのは「娘が買って来たもので娘に判断してもらうもの」で今月中にはどうするかを決めることになっています。
ゴールが決まっていたので分けながら出て来た娘に確認するものは、作業終了と同時にしまう場所が決まり気分もスッキリ。

伴走してくれる人がいる効果

オンラインでも片づけ方はリアルな整理収納サポートと同じ、違うのは手を動かすのはお客様役の私だけということです。

スマホから聞こえてくるオーガナイザー役のメンバーと話ながら
「出す」「分ける」「戻す」を進めていきます。

裁縫用品の中にあるレースやリボンのハギレは思い出のものでもあり、それを使った当時の気持ちや背景も浮かんでくる。。。だからなかなか手がつけられない場所でもありました。

でも手を動かしながら、買った理由やどういう想いで使ったかなどを話しているうちに気が済んだ感じです。

気持ちを言葉に「出して」「仕分け」できたんだと思います。

作業時間が20分の理由

オンライン片づけレッスンの目的は「自分で片づけるチカラをつける」ことです。

何かをする時に時間を区切ると効率が良くなりますよね。
私が思い出のものもある引き出しを20分で片づけられたのは、伴走してくれる人がいたこともあって時間内で終わらせたいと思えたから。

レッスンの中でも実際に片づけをする時間は20分が１つの単位になっています。これは1人で片づけるのに短すぎず、負担にならない時間だという判断からです。

レッスン中に20分間の感覚とその時間内で出来ることが分かると、1人でやる時も「どこから手をつけていいか分からない」が無くなります。

１回に出来るのは引き出し1つでも３回やれば３つが片づきます。
食器棚なら１回１~2段かも知れませんが、繰り返しやることで確実に全体が片づきます。

一ヶ所所が済んだら、次の場所をまた20分づつと進めれば家全体の片づけだって夢じゃないんです。

オンライン片づけレッスンは早くお知らせ出来るようチーム一丸となって準備中です。

「オンラインも気になるけどリアルに一緒に片づけたい」という方は整理収納サポートがオススメです。