PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー マスターライフオーガナイザー(R)谷歩です。
クローゼットに洋服を戻せばいいのはわかっている。だけどついつい扉や適当なところにポイっと掛けたり、椅子の上に置いたりしてしまい、お部屋がごちゃっとなって自己嫌悪。こんな経験はありませんか?実はそれハンガーの数に問題があるのかもしれません。今日は楽に戻せるハンガーのお話です。
ハンガーの数の決め方
ハンガーを取り出しやすく戻しやすいようにするには、適度なゆとりが必要。
ハンガーバーに掛かったハンガーとハンガーの間にスムーズに手を差しこめるくらいです。
ハンガーの数は、ハンガーバーの長さ÷3㎝で考えます。
3㎝というのは、ハンガーの厚みに服の厚みを足したもの。実際のハンガーの厚みや服のボリュームで厚みは変わりますが、PRECIOUS DAYSではハンガーの適量を考えるときの目安にしています。
実験その1 130%収納
今回使用したクローゼットのハンガーバーは幅約160㎝です。
バーの長さ160㎝÷3㎝=ハンガーの数58本、これが100%。
130%だと68本になります。
このハンガーの本数では、ハンガーを取り出すのに両隣の服が引っ掛かってしまうので、両手で服をかき分けてからお目当てのハンガーをとることにります。
実験その2 100%収納
ハンガーの数58本で100%だと、出し入れしたいハンガーの隣のハンガーを片手で軽く押さえる程度で楽に出し入れ出来ます。
実験その3 70%収納
ハンガーの数58本で70%だと、出し入れしたい隣の服に擦れることなく片手で簡単に出し入れ出来ます。
ハンガーの数を決めると起きる5つのいいこと
ハンガ―バーの長さにあったハンガーの数を決めると
1.服の持ち数が決まる
2.出し入れが簡単で楽になる
3.掛けてある服が一目で見渡せるのでコーディネイトがしやすくなる
4.掛けてある服がしわになったり、引っ掛かって痛んだりしない
5.同じような服を何枚も買うことがなくなる
どれも時短につながりますし、管理の手間もはぶける快適なクローゼットになりますね。