【時短家事】普段の料理は手秤（てばかり）目秤（めばかり）で

娘が作り置き料理にハマった時期がありました。その時に一番苦労していたのが、材料を量ること。豚肉 300gとかキムチ150gとか、その度にハカリを出したりしまったりが面倒らしく「どのくらい？こんな感じ？ちょっと見てよ〜」となるんです。私もちょくちょく呼ばれるのが面倒なので、卵を基準にした手や目をつかって量る方法を伝えて解決しました。

買って来た時はいいけど

売っている時のパックにグラム数が書いてあるから、肉は欲しいグラム数に近いパックを買って来くる。キムチは開封する場合は書いてあるグラム数からこの中の３分の１くらいなど、本人なりに工夫していたようです。

でも我が家は肉は１kgくらいの大パックを買って、適当に小分けして冷凍してあります。だからそれを使いたい。
キムチは開封時以降は少しずつ減るので見当がつかない。

ということで「見て〜！」ということに。。。

正確じゃないから向かないこともある

お菓子を作る時は正確な計量が必要と言われますよね。
アバウトな私がハカリを持っているのもお菓子づくりのために買ったからです。

今は全く作らなくなっちゃったけど家族３人の誕生日もクリスマスも手作りケーキ。
娘との遊びを兼ねてクッキーやブラウニーを焼いたりしていました。

ケーキ、クッキーの型も粉のフルイもかなり前に処分しましたがハカリは、たま〜にですが初めて作るレシピの時に使うので残してあります。

期待通りに生地が膨らむし食感も含めて、材料を正確に量った方がお菓子は美味しい！

普段の料理はだいたいで充分

さすがに料理を始めた頃は計量していましたが、今は毎日の食事づくりではいちいち計量しません。
食材も調味料も目分量です。

一方娘はレシピ本を見ながら初めて作る料理だらけ。
目安がつけられれば娘も私も楽ちんになるはず！とひらめいて母娘の料理教室をしました。

卵のMサイズが50グラム位、手に持った大きさの感じと目で見た時のボリューム感を覚えてもらいました。
もちろん食材によって同じグラム数でも大きさは違うから、あくまでも目安。

でもこれで美味しく出来ていたので問題はありません。
そもそも使っていたレシピ本の野菜の分量は「玉ねぎ 1個」とか「人参 1本」ですから、細かいことは気にしない。

ついでに指を使ってだいたいの長さを量ることも伝えました。
「人参を４センチの長さに切るって、定規で量るの？」
もこれでなくなりました。

目盛りのついたまな板も持っていたのをですが、この頃すっかり忘れていました。。。
（最近キッチンの収納を見直して気づき、今後も使わないので処分）

メジャーカップはいつも見えるところに収納しているので使っていました。
メジャースプーンは処分した時に我が家のディナースプーンが大さじ２分の１くらいと量ってあったのを伝えておしまい。
味付けが心配なら書いてある分量より少なく入れ、物足りないなら後から味見をしながら好みの味に近いところまで足す。味見でちょうどいいと食べているうちに濃く感じるから、好みの濃さの手前にします。

料理以外でも使えます

卵を目安にするのを知ったのは、は料理を作り出した頃のレシピ本。

手を使うのはフラワーアレンジメントを習っていた時の先生に教えてもらいました。
アレンジの出来上がりが花器の開口部から何㎝、左右幅が何㎝、奥行き何㎝というテキストの指示を物差しを使わずに作業するのに便利だよって。

特に手を使う方法はモノの置き場所を変更する、出先で探していた小物を偶然見つけたけど置こうと思うところに収まるかな？などという場面で使っています。

買うものが決まっていてお店に行く時はメジャーを持って行くし、仕事や家庭内でもキッチリ量る必要があればメジャーを使いますが、いつもががそうではありませんよね。

すぐできるので量ってみませんか。