3.11の日に考えるお金のこと

こんにちは
東京江東区暮らしの仕組みづくりサポーターライフオーガナイザー下村志保美です。

5年前の3月11日の午後、皆さんはどこで何をしていましたか?
私は江東区の自宅から新橋の病院までウォーキングを兼ねて歩いているところでした。
ちょうど門前仲町の交差点を渡っている最中。

交差点の信号が旗のようにブンブン揺れていたのが忘れられません。

震災のあとには

スーパーが空っぽになりました

震災が起きてから数日で、東京のスーパーからは食料品が消え、懐中電灯、カセットコンロ、電池・・・
あんなにガラガラになったスーパーは見たことがありませんでした。

そして4月になり東京の自ら微量の放射性物質が見つかると、今度は水の奪い合いに。

東北に物資が流れたから?
工場が被災したから?

それだけではない異常な買い占めが起こったのでしょうね。

私は東北の様子はテレビや新聞でしか見ていませんが、大きな被害のなかった都内でさえこんな有様でした。

ガソリンも自由に入れられません

私はたまたまパニックに陥る直前に給油して満タンにすることができましたが、都内のガソリンスタンドも給油制限。
ますます、皆の不安が大きくなりました。

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備蓄は大切、でもできていない

震災直後は都内でも余震がなんどもあり、皆緊張感、危機感を感じていたので、「備えなければ」という意識が働いたと思います。
しかし日が経つにつれだんだんとそんな気持ちは薄れていきます。

「1週間分の家族の水??そんなの置いておく場所がないもの」

「備蓄用食品って高い。そんな使うか使わないかわからないもののためにお金はかけられない」

そう思われる方も少なくないと思います。

だけど・・・

「いつか使うかも」はありませんか?

おうちの中に「いつか着るかもしれないから」「いつか使うかもしれないから」な、洋服や食器、家具、楽器・・ありませんか?

被災した時、あなたやあなたの家族を救ってくれるのは「いつか使うかもしれない」使わないものたちではないですよね。

「安かったし、いずれ使うから」と週末限定セールで買ったヒートテックだって1000円近くしますよね。

もしかしたらそのお金を備蓄食料に使うことはできないでしょうか?

被災したらその高い備蓄食料だってお金を持っていても買えないのです。

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あなたと家族を救うお金の使い方

例えば我が家はウォーターサーバーを利用しています。お水12リットルが1500円、月々500円のサーバーレンタル料がかかります。
電気代もかかります。

「もったいないな」と思うこともあります。
月2本からの注文で、家にいる時間がすくない我が家ではやや、あまり気味。

お水をストックするには場所も必要です。

しかし、このお水はいざという時に自分たちを助けてくれる保険だと思って続けています。

安売りの下着は一人2、3枚あれば足りるのではないでしょうか。
予備もいりません。
定価で買ったとしてもその差は数百円です。
一枚余分に買わないほうがお得なのです。

被災しないほうが絶対にいいけど、万が一そんなことになった時のために

あなたとあなたの家族を救う

そういう意識でお金を使って欲しいと思います。

防災のことを知りたいなら岡部梨恵子さんがおすすめです。


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