【防災】イザというとき慌てないマイ・タイムライン

PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー  マスターライフオーガナイザー(R)&防災士の谷歩です。

台風や大雨は早ければ数日前から発生したこと、進路が分かります。外にある植木鉢や物干し竿などを片づける、窓の補強をするなどの準備はしても、避難することへの準備は忘れがち。今日は風水害時の避難のタイムラインのお話です。

目次

避難情報の表現が変わった!

警戒レベルは5段階、この中の警戒レベル4の避難情報の表現が避難指示(緊急)と避難勧告の2種類ありました。分かりにくいということで2021年5月20日から「避難指示」に統一されました。
私も「非難するべき?もう少し様子を見る?」と迷ったことがあったので、分かりやすくなって良かったと思います。

マイ・タイムラインとは?

いざというときにアレコレ考えるのではなく、前もって適切な避難をするために時間ごとにやるべき行動を決めておくのがマイ・タイムラインです。

人には予期しないことが起きたときに「自分は大丈夫」「まだまだ間に合う」などと思ってしまう正常バイアスと呼ばれる心理的な働きがあるそうです。自分を守るための働きでもあるそうですが、緊急時には身の危険につながることもあります。

水深30㎝で大人でも歩行が困難になり、車もエンジンが止まるそうです。まして流れのある水だと足もとられますから、早めの冷静な対応が重要ですね。

自治体のホームページなどにフォーマットなどがあるので、雨の季節前に準備をするのがおススメです。

 

目黒区の「マイ・タイムラインを作ろう」

https://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/anzen/bosai/type/ooame/mytimeline.files/yoshiki_mytimeline.pdf

 

お子さんと作るなら国土交通省関東地方整備局の「逃げキッド」

 

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マイ・タイムラインを作る時の相棒、ハザードマップ

ハザードマップとは災害が起きた時に危険がある地域、避難場所などがまとめられたもので、洪水・浸水や土砂災害など災害のタイプに分けて作られています。

自治体で配布をしているので確かめておくといいですね。
私が初めて自宅付近のハザードマップをじっくり見たのはスーパーの防災用品コーナーに張り出されたものでした。
そのときに驚いたのが、自宅付近が最大で1.5mくらい浸水するということ。近くに大きな川がないので気に留めていなかったのですが、浸水したらマンション地下にある電気系統の設備は止まります。水だけでなく停電にも備えが必要だと痛感し、帰宅後に家にしまい込んであったハザードマップを誰もが分かる場に移し家族と情報を共有しました。

 

国土交通省「ハザードマップポータルサイト」

https://disaportal.gsi.go.jp/

 

日頃からできる台風・大雨対策

マイ・タイムラインはわが家用と離れて暮らす1人暮らしの母用の2つを作って家族と母と共有しています。
母の避難先は近くの小学校か同じ市内に住む母の弟宅の2か所を想定し日頃から連絡を取っています。また前もって私か娘が母のところに行っていられるようにもしています。

自宅はベランダとルーフバルコニーに植木鉢がたくさんあるので、排水口に落ち葉が入らないように人工芝のマットをかぶせてあります。
そして時々マットを外して掃除をしています。以前、大雨のときにマットに落ち葉が薄く積もっていてルーフバルコニーに水が溜まり始めたことがあり、土砂降りの雨の中落ち葉を取り除きました。少しだから大丈夫と思っていたのが油断はできないと感じた出来事でした。
マイ・タイムラインで行動と思考の整理をすることも片づけやそうじも防災の一部ですね。

 

メンバー高橋とお届けしている防災ライブはYouTubeからもご覧いただけます。次回は6月12日で最終回をむかえます。まだ一度もご覧になっていない方も復習したい方もYouTubeからお楽しみくださいませ。

 

 

 

 

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