「定位置を決めると片づく」とはよく言われること。だけどその定位置をどこにすればいいのかどうやって決めればいいのか迷いますね。今日は私が使いやすく、戻しやすい定位置を決めている基準についてお話しします。
1. 目と手が届く「高さ」
わが家はボウル・ざるは私が自然に手が届く吊戸棚2段目に収納しています。
ボウル・ざるは、シンク下をおすすめされていることが多いのですが、わが家のキッチンのシンク下は観音開きの扉になっていて、一歩下がって扉を開け、少し腰を曲げて覗き込むようにしないと取り出せません。
吊り戸棚であれば、屈むこともなく手を伸ばして扉を開けたら、ボウルが目に入り取り出すことができるので、ここが定位置になりました。
2. 人によって違う「高さ」
高校生の息子が小腹が空いたときに食べるカップラーメンを収納しているのは食器棚の最上段。ここは私にとっては取手付きの容器に入れていても取り出しにくいなと感じる高さです。
ですが、私より10センチ以上背が高い息子にとっては問題なし。ラーメンの場合には使った後にこちらに戻すことはないので、出しっぱなしになることもありません。
年齢が小さいうちは、お菓子なども手の届く低い場所に収納していましたが、私より10センチ以上高くなり、収納場所を見直しました。
人によって、そして年齢によって使いやすい「高さ」は変化しますので定位置の見直しも必要ということですね。
3. 収納スペース・容器の「高さ」
オキシクリーンを使うようになり面倒だなあとおもったのがふたの開けにくさでした。暑くなり汗ジミも気になるので、使う頻度が増えさらに「開けにくい」が気になるように。そこで蓋を開け閉めしやすい容器に詰め替えましたが、その時意識したのが引き出しの「高さ」。洗剤ボトルも入るくらいの高さのある引き出しですから、ある程度の高さの容器出ないと取り出しにくい。
ここでは他の洗剤容器の高さを基準に詰め替え容器を選びました。
自分にとっての「定位置」
「使いにくいな」と感じたらブログや収納本をみてたくさんの情報を参考し試行錯誤していました。でもなかなかうまく行かないと感じていた時期がありました。
現在、たくさんのお宅に訪問するようになり、吊戸棚や食器棚の高さや引き出しの高さなどそれぞれ違うことを体感しました。身長によっても使い勝手は違ってくるので、ここに収めるといいという情報が自分に適しているとは限らないということを実感しました。
どうしてうまくいかないのかな?
こんな不便を感じるんだけど・・・。そんなお悩みの解決策を一緒に考えていきたいと思っています。