【大切に使う】鉄瓶のお手入れ方法

PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー  マスターライフオーガナイザー(R)谷歩です。

数年前に夫の実家から譲り受けてから毎日活躍している鉄瓶、わが家に来るまで未使用のまま30年ちかく物置に眠っていたそう。
箱もお手入れ方法などの説明書もなく「使ったあとはお湯を残さない、空焚きはしない」とだけ聞いて使い始めました。これまでにお手入れをしたのは1度きり、今日は久しぶりにお手入れをしたお話です。

目次

水とお茶の葉で鉄瓶のお手入れ

前回お手入れをしたのは2年くらい前、湯飲みに注いだ白湯にゴマのようなものが入っていたとき。お湯を残さないように気をつけてはいますが、うっかりしてしまうこともあるのでサビがでてしまいました。

今回は蓋の裏側を何気なく見たらサビ色になっていたので、鉄瓶の中も外もよく見たらサビも汚れも気になったのでお手入れをすることにしました。

お手入れと言っても必要なのは水と緑茶だけ。水を8分目くらいまで入れた鉄瓶にお茶パックに詰めた茶葉をいれて弱火でわかしします。

沸騰させるを3回繰り返します。

今回インターネットでお手入れ方法を調べてみると

水が2分目くらいに減るまで沸騰させ続ける
その後改めて水を八分目くらいまで入れて沸騰させる

これを3回繰り返すそうです。

いっぺんに3回繰り返すのは時間的に無理があったのでまずは1回やり、あとは1週間以内にやる予定にしました。

米ぬかを使う方法もありますが私は家にあるお茶を使いました。

サビとりにお茶を使う理由

なぜサビをとるのにお茶なんだろうと疑問でしたが答えはお茶のタンニンとサビが反応してタンニン鉄になる、鉄瓶の黒もこうやって付けるそうです。

茶葉は出涸らしでもよく、外側はお茶を含ませた布で拭くと艶も出るそうです。

今回は外側の汚れと底の部分のサビ色も気になったので、思い切って鉄瓶丸ごとお茶で煮てみました。

 

鉄瓶が丸ごと入る鍋がないので2回に分けることにしましたが、煮出した左側と浸からなかった右側では色が違うのが分かります。

水に触れる部分でもないのに底がサビるのはガスの火に含まれる水分が原因、ガスで鉄瓶を使うときは火が鉄瓶に触れないくらいの火加減にするといいそうです。

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サビるのが進むとお湯が赤みを帯びたり、サビがお湯に混ざります。体に害はないそうですが気持ちの良いものではないし、あまりひどくなると修理も必要。

鉄瓶で沸かしたまろやかなお湯で入れるお茶やコーヒーは美味しいので、長く使いたいと思っています。

そのためにも日頃のお手入れが大事だと反省し、今後はメンバーブログ担当の火曜日はお茶を含ませた布で拭きながら中もよく見ることにしました。早く気付けばお茶で煮るお手入れが必要になってもお茶で煮て改めてお湯をわかして。。。これを3回繰り返さずに済んで楽になるはずです。

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