2020年10月6日からモバイルPASMOが利用できるようになりました。お財布の中のカードも減りますし、早速使えるようにしたい!と手持ちのPASMOを移行しました。移行のしかたと「デポジットは?」「残高は?」などその時感じた疑問についてお話します。
モバイルPASMOへの移行のしかた
iPhoneのWalletからもPASMOの追加はできますが、オートチャージやVISAでのチャージを使用したかったため、モバイルPASMOアプリを利用することにしました。
モバイルPASMOアプリをダウンロード、iPhoneのOSのアップデートがまだであれば、IOS14.0.1にアップロードします。
新しくPASMOを作る、新しくPASMO定期券を作る、お手持ちのPASMOカードで始めると3つから選べますが、私は手持ちのPASMOを移行することにしました。モバイルPASMOに移行できるは、大人用の記名PASMOとPASMO定期券(※高校生以下の通学定期券は不可)のみです。
はじめるをタップすると、Walletが開きます。
Apple PayにPASMOを登録するため、PASMOを選択します。金額を選択の¥0の下の「お手持ちの交通系ICカードを追加」をタップします。
PASMO裏面のIDの下4ケタと生年月日を入力しました。その後、PASMOの上にiPhoneを重ねると、PASMOのデータが転送されます。
転送が完了されるとカードのPASMOは使えなくなります。
モバイルPASMOに移行した時に感じた疑問
(1)作ったときのデポジットはどうなるの?
PASMOを作るときに500円のデポジットを払っていますが、そのデポジット分はチャージに上乗せされます。
(2)これまで現金でチャージしてたけどどうするの?
モバイルPASMO対応の券売機やバスIC運賃機などでは、これまでのように現金チャージが可能です。またクレジットカードを登録することで、クレジットカードでのチャージも可能になります。
(3)改札を通るときにiPhoneを起動するの?
iPhoneであればエクスプレスカード設定をすることにより、モバイルPASMOの起動は不要です。Androidの場合にもアプリの起動は必要ないそうです。
交通系ICカードを放置するとロックがかかる
モバイルPASMOをきっかけに複数枚あったSuicaを払い戻ししようと思いました。
PASMOはモバイルPASMOに移行したためこのまま廃棄可能です。
Suicaは残高が少し残っていたため電車に乗るときに使おうとしたら、なんと改札に入れない!
駅員さんに確認したところ、記名式の場合には最後の利用から6カ月経過すると紛失とみなされロックがかかるそうです。ロックはすぐに解除してもらえましたが、記名式の交通系ICは注意が必要です。無記名のものは6カ月でロックはかかりませんが、10年間利用しないと使用できなくなるそうです。わが家でも一人で複数枚持っているので長い間使っていないカードがないか確認しようと思っています。