【人それぞれ】片づけがサクサク進むラベリング

PRECIOUS DAYS　整理収納サポートメンバー 　マスターライフオーガナイザー(R)谷歩です。

ラベリングって「塩」「砂糖」のようにものの名前を書くことが一般的と思われていますが、実は自分にとってわかりやすい言葉にするのが一番。自分が片づけを進めやすいラベリングこそ成功の秘訣です。今日はオンライン片づけレッスンで片づけをすすめている「わたし流」のラベリングを見つけたB様のやり方をご紹介します。

安心して「忘れる」アイディア

整理収納サポートを継続されているB様は、ご自宅でお仕事をされているので書類は種類も量もたくさんあり、PRECIOUS DAYSメンバーがご訪問した際大まかな種類分けをして箱に詰めてありました。

実際に私たちオーガナイザーがご訪問してお手伝いできない現在、オンラインレッスンを活用してそれらの箱の中身を見直し、スキャンを進行中です。

レッスン時間の1時間以外は毎日の生活の中で20分一区切りを目安にしてご自分でスキャン作業をされていますが、一気にキリがいいところまで終わらないこともあります。

20個以上の同じ箱がありますし、「どの作業からだった？」という時もあるのは当然。

そこで「次にやる箱」「チエック済み」「いつでもスキャンOK」などということがご自分が一目でわかるようにラベリングを始められました。

これで次に取り掛かるときにスムーズに始められるようになったそうです。

さらに今後何をするかも書いてあるので「何をするか忘れちゃいけない！」という事がなくなり、安心して作業を終えお仕事や家事を進められるようになったともおっしゃっています。

ラベリングというと中身のものの名前を書くと思いがちですが、次にやる事などを書く事でちょっと未来の自分へのメッセージにも活用できるんですね。

モチベーションの維持にも活用

箱の中身を見直しをしていくとカラになる箱も出てきます。

「箱がカラになると気分が上がります！終わった箱に貼ってあった取り掛かる順番を書いた付箋を目立つ所に貼って可視化しました。片づけも楽に進むようになっています。」

というご連絡とともに送ってくださった写真に釘付けになりました。

自分の片づけ方、励まし方は自分の中にあるんだなぁと改めて教えていただいたメッセージでした。

レッスンの回を重ねるごとに様々な工夫をされて最初の計画「4月中にスキャンするものの見直しとスキャンを終わらせる」が叶うのが目前になっていらっしゃいます。

手放すものには感謝の気持ち

 

ひと箱の中から複数のカテゴリーの書類が出て来る事もあります。その時は分けた山ごとにラベルを作って進めていらっしゃいます。

でも一番悩ましいのが「何かに使えそう」「買ったのに使えず残念」「いただいたものだから使わないけどどうしよう」という想いがあるもの。

こちらは「私のところに来てくれて、今日までありがとう」という感謝の気持ちをラベルで表すことでクリアされました。

一生ものです！自分で片づけられる力

オンライン片づけレッスンの目的は「自分で片づけられる力」を身につけていただく事。

実際の片づけ作業のほとんどをお一人でやっていただきます。
私たちはオンラインでの会話やメッセージのやり取りの中で

・分け方、しまう場所がわからない
・片づけの手順がわからない
・サクサク進んでいたのになぜか進まないもの・場所がでてきた

などをその方の暮らしや考え方にあった方法を見つけて応援します。

片づけられる力は、自転車と同じ。
一度乗れるようになれば何年間が空いてもいつでも自転車に乗れるように、場所が変わっても何年経っても片づけられます。

捨てるから始めない、ものに対する自分の優先順位や価値観を考えて自分にあった片づけをオンラインで始めませんか。

ZOOMという無料アプリで簡単に参加できます。