【もう枯らさない!】観葉植物の植木鉢と受け皿の選びのコツ

PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー  マスターライフオーガナイザー(R)&防災士の谷歩です。

PRECIOUS DAYSのセミナールームにある観葉植物、ある日様子を見にいくと元気がありませんでした。水はけが悪いかもと考えてセミナールームにあるものを使ってひと工夫。さらに鉢底のカタチを見て管理しやすい鉢とそうでないものがあるのに気付きました。今日は管理しやすい植木鉢選びのコツのお話です。

目次

葉っぱが枯れる、土の表面にカビ

いつものよう土の表面の乾き具合を見ながら水やりをしていて気付いた異変は2つでした。葉っぱが黄色くなって触るとポロリと落ちるもの、土の表面にグレーがかったところがあるもの。

日照時間は長くなっているから、光が原因ではなさそうです。何だろうとよく見ると前回の水やりから日がたっているのに水の受け皿にわずかに水が残っていたので、原因は水はけと判断しました。

またカビが出ていた鉢は鉢カバーもしてあったので、こちらも水はけと考えられます。

水はけ=通気

植物が元気にそだつのに光と水は必要、あと土の中の通気性も欠かせないポイント。通気性が悪いと根が蒸れて元気がなくなっていきます。
水やりの方法で「鉢底から水が流れくらいに」とよく聞きます。この方法なら受け皿に水が溜まらないので土の通気性は保たれるのですが、鉢の数が多いと毎回外に出しての水やりは大変。
あと水と一緒に土の栄養分が流れてしまうと聞いたこともあるので、鉢を受け皿に置いたままで受け皿に少し水が出るくらいの水やりをしています。これなら1日くらいで受け皿は乾きます。

鉢底のカタチと受け皿の大きさ

植物の元気がない原因を考えながら鉢を観察すると、鉢底に足があって水はけの穴が浮くものとそうでないものがあるのに気が付きました。

葉っぱが落ちたのは足のないほうの鉢、足があるのとないので鉢の土の通気性は大きく変わるようです。

また鉢と受け皿のバランスを見直すと、鉢のサイズにぴったりでゆとりがない組み合わせもありました。これも通気を妨げていたと思います。

受け皿に鉢を置いたとき、鉢底の周りと受け皿の立ち上がりの部分まで少なくとも1㎝はばくらいのゆとりがあった方が管理が楽になります。

どこの家にもあるものでひと工夫

鉢底の穴を受け皿から浮かすのに最初に思いついたのがストロー。

ストロー自体は水を吸ないのでカビの心配がないと思ったのですが、鉢の重さでつぶれてしまいあまり高さを出せませんでした。

1週間様子を見てストローは割りばしに変えましたがいまは問題ないようです。割りばしの置き方は鉢底のカタチに合わせてアレンジ、黒ずんだら交換することにしました。

鉢カバーのメリット・デメリット

土の表面にカビが出ていたのは鉢カバーをしていた1鉢だけでした。
鉢には足があるので通気性はいいはずですが、カバーがあることで受け皿の水が乾きにくくなっていたと思います。こちらも受け皿に水がたまったままだったので、受け皿の水をすてしばらくはカバーをしないで管理します。
鉢カバーはインテリアになじまない鉢でもオシャレに見せられて便利ですが、水やりなどは注意が必要ですね。

 

お友達に共有する
目次