【役立つ時がきた！】ハイキングシューズの悲劇

「いつか使うかも」と持ち続けているものありませんか？今日はそうやって持ち続けていたものが役に立つ日がきて、「ほら、やっぱり取っといてよかったでしょ」が実は悲劇になってしまったわが家の失敗談です。

久しぶりの山歩き

何年か前に両親はお仲間と数年振りの山歩きの楽しみ付きの温泉旅行に行きました。
その時はいていた靴は２人ともハイキングシューズ。

母はその旅行の前年に買ったもの。
一方出不精の父の靴はいつ買ったのかはっきり覚えてないほど前に購入したもの。
あまり使ってないので新品同様のピカピカさ。

しかし

目的地につく前に父の靴はソールが剥がれだしてしまったそうです。
長距離を歩くのはとても無理な状態。

ツアーではなく親しい友人たちとの旅行だったので、現地で靴屋さんを探して見に行ったけど「山歩き」に行った場所ですから、お店の数も少なく、ちょうどいいハイキング用もスニーカーも見つからない。

ご一緒した方の「私も経験あるから気にしないで！」の一言とみなさんの優しい気遣いで、ホテル周辺でのんびりに変更してそれなりに楽しんで帰って来たということでした。

 

母は「みんなに迷惑をかけてしまった」
父は「だから普段履いているスニーカーでよかったのに。。」

と、2人とも苦い思いが残っていました。

服装に無頓着な父のために母が靴箱から出した一足がこんな結末になりました。

高くても「時間」には勝てません

母の言い分は
・１回しか履いていない
・専門店で買った
・高かった

さらに「買い物にいくのもサイズを見るための試し履きも億劫だと言うのをやっと連れて行って買った靴なのに」

時間は残酷な一面もあります。

１回履いたあと箱に入れられ、冷暖房なんてない玄関の靴箱で眠っていた靴は見た目はきれいなままでも「革」や「ゴム」の部分は刻々と劣化していきます。

ネットで「経年劣化　靴」で検索するとソールが剥がれるだけでなく、ソールが崩れるなんて事例も出ていました。

この経年劣化は靴だけでなくあらゆるものに起こります。

そんな両親の悲劇を知っていながら自分もやってしまいました。

 

4年くらい前に買ったレインシューズ

激しい雨の日、雪の日に数回はいたもの。

一体成型なのでソールが剥がれることはありませんでしたが、後から接着された飾りが取れてしまいました。

実はこのレインシューズの飾り、取れていたことは知っていました。

だけど「突然の大雨や雪があると困るから新しいものを買うまで置いておこう」と靴箱に残し、そのまま新しいものを買うことも忘れていました。

先日、夫がお世話になっている知人の牧場に伺う日の朝、靴箱を開けて買うつもりだったのを思い出しました。

しかし新しいものを買いに行く時間もなく、

この時は牛たちと大自然の力を借りようと勇気？を出してこのまま持って行き、牧場では履いていました。

赤い丸の中の白い四角は飾りがついていた接着剤のあと。

写真では目立ちませんが、実際に履いていると恥ずかしかった・・・・。

 

衣替えはコンディションを確認するチャンス

今はちょうど衣替えの時期。

洋服を見直すタイミングで靴箱の中も見直すとこんな悲劇は防げます。

今の時期に靴箱の中のものを一度全部出して、棚板の土埃も一拭きしておけば、年末の大掃除の項目が１つ減り、気分良く新年が迎えられます。

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