こんにちは
東京江東区 暮らしの仕組みづくりサポーター ライフオーガナイザー
風水インテリアアドバイザー 家計アドバイザー
メンタルオーガナイザー 下村志保美です。
片づけのプロだからといって、365日、24時間いつでもお部屋が片づいている、ということはありません。
家計アドバイザーだからといって、家計管理が100点満点かというとそうではない。
同じようにメンタルオーガナイザーだからといって心がいつも片づいているわけではありません。
19年間子育てをしてきて
娘は19歳。
今まであまり意識していませんでしたが、
もしかしたら、娘がどんな風に育ったか、って私の子育ての結果のように感じてしまっている自分がいます。
子育てに正解はありません。
この正解がないというのも、実は不安の種だったりします。
新生児期のミルクの量は何CC?
何歳になったら歩き始めるの?
オムツはいつとればいい?
から
どの塾に通えばいい?
スマホは何歳から持たせる?
門限は何時にする?
こんな事まで正解がないのです。
ネットや雑誌から得られる情報や、ママ友の話はあくまでも彼女たちの場合の話。
自分の子育ての正解ではありません。
ママの成績表
自分の子育てが正しいのかどうかは誰にもわからない、だからこそ子供がどんな風に育ったかが、自分の子育ての成績表に思えるんじゃないか、
娘が19歳になり、今更ですがそんな事を感じるようになりました。
例えばですが
子供が偏差値の高い学校に入りました → 私の教育は間違ってなかったわ!正解。
子供がスポーツで大活躍しました → 外遊びをのびのびさせたからかしら?正解
子供が本好きになりました → 小さい頃は絵本をたくさん読み聞かせてからだわ。正解
子供が人気者になりました → 私の子育てが良かったんだわ。正解
子供がどんな風に育ったかを見て、無意識かもしれませんが、こんな事を確認しませんか?
また、逆もありませんか?
子供がいまいちな学校にしか合格できませんでした → もっとちゃんと勉強を見てやればよかった。失敗
子供が運動音痴です → 運動の塾に通わせればよかったなぁ。失敗
子供が本や新聞を読みません。 → 小さい頃読み聞かせをしなかったからだわ。私のせい。失敗。
子供がいじめをしていました → 私のしつけが悪かったんだ!大失敗。
子供の成長は子供のもの
もちろん子供が優秀に育つ事は子供にとってもいい事です。
しかし、心のどこかで、子供の出来不出来を「私の育て方」の成績表にしている自分がいます。
うまくいかないときは「私の育て方が間違っていたのかしら」と不安になる。そして人からの評価も気になる。
優越感を感じたり、劣等感を感じたり・・・「育った子供」自体がママの成績表のように感じてしまう。
自分の成績表だから、「すごいわねー」と子供を褒められても
「いやー、うちの子なんて全然駄目よー」って謙遜するのではないでしょうか?
もしかしたら今私が悩んでいる事も、自分の子育てに関しての誰かからの評価を恐れているのかもしれないなぁ、と(笑)
人からどう評価されようが「うちはうち、私は全力で自分の子育てを頑張っている!」ときっぱり言いきれる自信があればいいのだけれど、
そうそう簡単にはできません。
私が生きている限り続く
すでに大学生の娘ですが、今後も
どこに就職した
どんな相手と結婚した
孫を何人産んだ、その孫はどれくらい優秀か
どれくらい親孝行してくれるか
こうやって私が生きている限り、どこかよそのお子さんと比べて羨んだり、優越感を感じたりは続くと思います。
ほとんどの事は母である私がどうした、こうした、ではなく、娘が積み上げたもの、作り上げたものとわかっていても、私の成績表のように 感じてしまう。
試行錯誤も続く
部屋の片づけも一度きれいになれば「完了」ではなく、日々「もっと暮らしやすくならないか」「もっといい方法がないか」と試行錯誤は続きます。
自分自身の心のお片づけも日々試行錯誤、いろいろ迷い、試し、失敗し、成功し・・・が一生続くのでしょうね。
完璧に片づいた心を持つ事は不可能です。だけど自分の心の片づけ方を知っておくと、乱れた時も落ち着いて入られます。
まずはメンタルオーガナイズを作った渡辺奈都子さんの本を読んでみませんか?
M-cafe@江東区
2016年9月21日(木)10:00-11:50
東京江東区文化センター 3F第一研修室
参加費、持ち物:1000円、しなやかに生きる心の片づけ
![]() しなやかに生きる心の片づけ [ 渡辺奈都子 ]
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一対一でゆっくりと心の片づけ方を探したい方はメンタルーガナイズセッションをお勧めします。