【キッチンサポートお客様実例】「ハレとケ」で分けるとうまくいく

片づけには順番があります。手順も大切ですが、どこから片づけるか、という場所の順番も重要です。この順番をしっかり守って片づけるとリバウンドしにくい収納が出来上がります。先週に続いてお客様の実例をご紹介します。

先週は普段余る使わないものが入っている場所から片づけるメリットをお伝えしました。

今週はいよいよ本命のキッチン

実際の作業としては２日目です。

1日目でパントリー、納戸を片づけてキッチンにあふれているものを移動できるスペースが出来たので２日目はキッチンをメンバー３人5時間で進めていきます。

毎日使うものはゆったり収納

とても大きなお宅で、キッチンやダイニング周りも広かったので今回は、シンクのあるカウンター下の収納の中、その後ろの食器棚の手が届く範囲の整理収納作業です。

まずはキッチンカウンター下の引き出し、扉の中のものを全部出していきます。

今回は全てを出すスペースがありましたが、一度に出しきれないときは何度かに分けて「出す・分ける・戻す」をり返します。

今回の分け方は「家族で毎日のように使う」「家族で時々使う」「季節もの・バーベキュー・パーティ」
「バザーなどに寄付・処分」の4つでした。（使用頻度別ですね）

収納に戻す時は「家族で毎日のように使う」ものを一番使いやすい場所に納めていきます。

例えばカトラリーなら「家族で毎日のように使う」ものだけをキッチンカウンターの引き出しにしまい、
「家族で時々使う」はキッチンカウンター後ろの食器棚の引き出しに、「季節のもの」は納戸に移動するという感じです。

カトラリーというカテゴリーで分けると、毎日使うものとたま〜にしか使わないものが一緒になります。
でも出し入れするたびにたくさん入った中から選ぶのは、思っている以上にストレスになっています。

だから「毎日のように使う」ものはゆったり収納がオススメです。

ハレとケってなに？

ハレは特別な日、お祝い事やイベントやパーティーなど。
ケは毎日の普段の生活。

家族の食事もお正月なら祝い箸を使う。それにあったおめでたいモチーフの箸置きだったり器を出すとか特別感を出しますよね。

来客も少人数で友人とお茶とおしゃべりを楽しむ日と、大勢を招いてホームパーティーをする日では使うカトラリーや食器など変わってきます。

でも食事は普段のケの方が圧倒的に日数が多い。来客も特別な日より気兼ねない人たちの集まりの方が多いと思います。

だから収納スペースが許す限り、よく出番のあるものほどゆったりと収めます。

すきまがあると「何を入れようか」と思いますが、そこをぐっとこらえて、「ゆったり」と。

そして使用頻度が高い順に

1、一番使いやすいシンクのカウンター下
2、シンクのカウンター後ろの食器棚
3、パントリー
4、納戸

と収納場所を変えました。

場所を変えたらラベリング

 

収納場所が変わったことはわかっていても、習慣で前にあった場所を開けたり、どこにしまったか分からなくなったり。

取り出す方は探すことで解決しますが、使ったあと片づける時に適当な場所に収納してしまうと、あっという間にぐちゃぐちゃになってしまいます。

それを防ぐためにもラベリング。

貼ってはがせるシール、ふせん、マスキングテープなど簡易的なもので十分。

しばらく使って場所を変更したい時も簡単にはがせるので安心ですね。

そして変えた収納場所で固定するのが決まり、迷わず出し入れできるようになったら剥がしてもいいし、ラベルライターなどでしっかりとラベリングするのもいいですね。

（私たちがしているものは簡易的なものなので剥がれやすいです）

もししっかりラベリングをしたい場合もこの時点までは簡易なもので、その後剥がれにくいものに変えていただくのをオススメしています。

慌ただしい年末に向けて楽に食事の準備ができるサポートサービスやっています！

1日目にした簡易的なラベリングをもっとしっかりしたものにしたい！というご希望があれば2日目にしっかりラベリングするお手伝いもできますよ。（ラベルライターを持参しますので事前にお知らせくださいね。）