PRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー
台風19号の上陸にあたり各家庭で災害対策を施している方も多ったかと思います。
SNSでも準備の様子がたくさん上がっていて、とても勉強になりましたが、情報が多すぎて、どの情報を信じたら良いか困りました。今日は災害時にお風呂の水をためるか?ためないか?について考えてみました。
生活用水は必要、だけど
「断水になった時に、トイレを流すのに使ったり、洗濯に使う・食器を洗うなどトイレ以外の生活用水として使うことができて「水があってよかった」という話もよく聞きます。
ですが、我が家のマンションでは災害時に水を貯めてはいけないことになっていたような記憶があったので、今回は「マンションの管理規約」を取り出して確認してみました。
入居から20年経っていますが、2019年に管理規約が改訂されて配布されていました。じっくり読んだのは初めてでした。
読み進めていくと「震災マニュアル」の項目がありました。
震度6弱以上の地震が起きた際は、マンションの排水管の継ぎ目が外れ、下階が汚水被害に遭う可能性がありますので、管理組合からの指示があるまで各戸のトイレ等の排水は中止してください。中止の際は管理組合にて簡易トイレを設置します。
トイレ等の排水とは、トイレ以外のお風呂、洗面、台所の汚水といわれているものです。
調べてわかったことは、管理組合で簡易トイレが用意されていることも知ることと配管の故障がなく、断水した時のみ水を流せるということでした。
地震ではなく水害による断水は?
さて今回は台風による停電や断水に備えて水をためておこう、という方も多かったと思います。
台風であれば排水菅も壊れることもないだろうし・・・。
だけど台風時には通常時以上の雨水がマンホールの内の下水管に流れ込んでいます。雨が上がった直後、空は台風一過の青空、だけど・・・下水管には雨水がいっぱい。
そこに各家庭が「もう非常時は過ぎ去った・・・」とためていた風呂の水を一気に流したとしたら・・・。マンホールから汚水が溢れ出すリスクもあるのです。
その他のリスクに関してはこちらをご参考に
水は腐る
水道水は塩素が殺菌剤として混入されていますが、水道水を1日放置しておくとその塩素は蒸発するそうです。
これ以降細菌の繁殖が始まり、常温では3日も経てば最近による腐食が始まるとのこと。
お風呂の水をためておいて、使うことなく排水できない状態が続く可能性が高いわが家のことを考えると、ためることがデメリットになる確率が高いかもしれないと思い、今回はためないことを選択しました。
いつか水をためることが必要になった時には、過酸化ナトリウムや塩素を入れておくと細菌対策になるとの情報もえたので、過酸化ナトリウムを常備しておくようにしようと思います。
過酸化ナトリウムで検索するとお馴染みのオキシクリーンや重曹が出てきます。
備えもマイルール作り
PRECIOUS DAYSのメンバーにも聞いてみたところ8人中6人は水をためる派でした。
それぞれの住宅事情や家族構成も違うし、こればかりは結果論になることが多いからどちらが正解かはありません。
だけどわが家は水を貯めない派で行こうと思うので、簡易トイレグッズを多めに揃えてしたリ、洗い物を増やさない工夫を考えておくようにします。
水を必要とする場面を想像してわが家のルールを作っていこうと強く思います。
災害は想像以上のことが起こるのですが、自分のあった備えができると安心です。常に情報を書き換えていくことを心がけたいです。
災害の時だけでなく、日常生活も自分にとって必要なことを選びマイルールを作っていくと不安が消えていくのではないでしょうか?
ひとりで考えるより思いをシェアすると新しい発見があります。PRECIOUS DAYSでは片づけだけでなくちょっとした日常の「困った」「みんなはどうしてる?」をシェアしたり解決するお茶会や講座を開催しています。
それはゴミ?それとも資源?<上勝町視察報告シェア会>
私が今回の視察で見たこと聞いたことをシェアする会をします。
【日時】2019年11月13日(水)10:30〜12:00
【場所】PRECIOUS DAYSセミナールーム
都営新宿線菊川駅 徒歩3分
半蔵門線住吉駅 徒歩10分
【参加費】1500円(税込)
当日現金にてお支払いください。
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