2月20日、3月20日の2回でお届けした防災ライブ。PRECIOUS DAYS代表の下村の非常持出し袋の緊急チェックと見直し後の様子をご紹介しています。なんでも準備万端なイメージのある下村ですが、防災士目線でみたらアドバイスすることが何点かありました。今日は改善した中から3点お話します。
①パッケージから出す、リュックの外ポケットに入れる
下村は耐踏み抜き素材が使われた、ガラス破片や釘などから足裏を守る災害対策シューズを用意していました。でも、かさばってリュックがパンパンになってしまうのが気になっていたそうです。この原因は買ったときのパッケージのまま、メインコンパ―メントという荷物を入れる大きなスペースに災害対策シューズを入れていたから。
1分1秒を惜しんで家を出るときに履くかもしれないシューズですから
①リックから取り出す
②パッケージを開封して履く
これはなかなか難しいかもしれません。結局、玄関に置いているいつも履いているシューズで足裏をケガしてしまったら残念です。すぐに使うものはパッケージから出して、サッと取り出せるリュックの外ポケットがおすすめです。
クツ以外でもパッケージをなくすことで、ボリュームダウン出来るものは意外とあるはずです。使い方の説明の部分だけ切り取ったり、買ったら使い方を覚えるためにもお試しすることをおススメします。
②女性だからこそダークカラーで揃える
整理収納サポートにお伺いしたときに、安全な家具の配置や防災用品の収納場所と合わせて、非常持出し袋の見直しをすることがあります。その場合にに多いのが、奥様のリュックは赤系でご主人のリュックは黒などのダークカラーで用意されていること。かつてのわが家もそうでしたが、なんとなく人別に色分けをした結果、女性は赤系、男性が青やダーク系の色になっています。避難時に女性であることがひと目でわかるのは自然災害以外の大きなリスクになりかねません。
その場合は家族間でリュックを取り替えれば新たに買う必要はないので、お客様のところでも中身の確認をしたら入れ替えをしてきます。わが家もこの方法で夫と私のリュックを交換しました。下村自身のリュックはもともと黒でしたが、お嬢さんの分は赤でした。これはお嬢さんのご主人の黒リュックと交換で解決です。
https://item.rakuten.co.jp/askashop/ca2013081301-c03/③季節に合わせた持ち物にする
寒い時期には使い捨てカイロ、汗ばむ季節になったらひんやり系のボディシートなどが役立ちます。着替えも冬物夏物で入れ替えが必要なので、同じタイミングで消耗品の入れ替えも一緒にすれば忘れませんね。
私は更年期のころからとっても暑さに弱くなったので、パンチで衝撃を与えると冷えるパンチクールを2箱(40コ)用意しています。自分の体質に合わせてカスタマイズすることで、より安心感がふえます。
かなり完成度が高かった下村の非常持出し袋でしたが、入れ方を見直したものや追加したものがいくつかありました。
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