2020年最後のPRECIOUS LIVEでは鈴木尚子さんをゲストにむかえて「夢」についてお届けしました。ライブ中、「夢とは?」「夢の見つけ方」など質問にこたえていただき、熱い夜を過ごしました。
夢を持たない過去の私
私は子供の頃からコロコロ変わる夢の持ち主でした。そのとき、自分がはまっていたものや流行りのものにフラフラしていた気がします。
だからといって、そこに力をいれて動くわけでもなく、心の中では「どうせ私にはできない」と思っているのでがんばることもしませんでした。
学校を決めるときも行きたい気持ちよりも「100%受かりそう」と楽な方へ決めていました。唯一、両親に気持ちをぶつけて通したのは娘の出産。その後は夢などなく、ただただ生活するために仕事をし、受かった会社で働き続け、子育てをしていました。
夢が生まれた瞬間
そんな私が人生を考えるきっかけになったのは母の死です。
自分の人生にも限りがあるのだということに気がつきました。「このままでいいのかな」「私は何がしたいのだろう」と考えました。結局、考えても答えはでず、とりあえず「家を心地よくしよう」と思い、たどり着いたのがライフオーガナイズの考えでした。
その後、学びはじめたら、どんどんはまっていく自分がいました。家もですが家族の関係も変わっていき、「ライフオーガナイザーとして生きていきたい」と思うようになりました。はじめて、本気で叶えたいと思った夢がうまれた瞬間でした。
とまらない夢への道
ライブ中に鈴木尚子さんが「自分との約束を守る」とおっしゃています。
私はこの言葉に感動し、肝に銘じるように自分の机に貼っています。今までの私はまさに「自分との約束を守らない」人でした。
夢ややりたいことを持つけれど、「私にはできない」と最初から約束を守らない選択をし、あきらめていました。
しかし、ライフオーガナイズと出会ってからは小さな約束から大きな約束まで1つずつ守ることで「私にはできない」という気持ちが減っていきました。また過去の自分を肯定することもできるようになりました。
生活のためにこなしていた仕事も、今の自分の大事なスキルになっていて「やる気がない」ようにやっていたことも無駄なことなんてなかったと思えるようになりました。
夢のない時期から今まで、これから、仕事のこと、家事のこと、自分との約束を守ることで少しずつ私の夢「ライフオーガナイザーとして生きていきたい」につながっていると思っています。
PRECIOUS LIVEはYouTubeでもご覧いただけます。