社会人のお嬢様との整理収納サポートでのビフォーアフターを前回から引き続き紹介します。今回は大量にあった洋服の整理収納についてです。収納スペースが足りず、あふれていた洋服をどのようにして判断して収納したかを紹介します。ファッション大好きな世代ならではの判断の仕方になりました。
前回は家具を買い足さず、子ども部屋から変身したお話です。
まさかの大量にびっくり
初日は全部の洋服を判断し、2日目に洋服以外を判断し家具を移動し、収納しました。
お嬢様のお悩みは、「着たい服が見つけられず着られない」とのこと。「これかな?」と出して探すが時間切れになってしまい、戻すことができず、出しっぱなしになることも多かったそうです。
早速、全部だして判断していきます。
「こんなにあったんだー」とお嬢様とお母さま。今まで詰まっていたので多さに気づかないこともあります。今の自分に似合う、今後も着たいを中心に残しカテゴリ分けしていきました。
ファッション大好き世代だからこその循環
流行に敏感で似合う似合わないなんて関係なく着たい服を買う、着回しなんて不必要…そんな20代。親世代でもある私たちも経験ありませんか?
今回、お嬢様に洋服の仕分けで3つ伝えました。
1、買うのはしょうがない仕方ない
2、増えるのもしょうがない
3、スペースは限られているから循環しよう
どうしても増えるのだから、過去の服をどんどん手放していかないと置くスペースはなくなるということを頭にいれて判断していただきました。
買う時の基準は、はっきりしているのに手放す基準はあいまいなことが多いので質問しながら判断し始めると、スピードもどんどん早くなり、1人でも判断できるようになりました。
・社会人の自分が高校時代の洋服を着ますか
・以前に流行ったものを着ますか
・汚れや毛玉ができた洋服は着ますか
山盛りの手放す洋服たちも、リサイクルショップへもっていくものと処分でわけていきました。処分品をゴミ袋にいれていきながらお嬢様は「手放せないと思ってたけど、こんなにさよならできた」とおっしゃていました。本人も驚いてましたが、ご両親も「すごい量だ」と驚いていました。
カテゴリごとに枠を決めて収納
洋服の収納スペースは、押入れ、オープンラック、ベッド下です。
収納ケースは家中で無印良品のものを使っているので、使えそうなものを出してもらっていました。
押入れは上段はかける収納とが中心、下段はたたむ収納で引き出しをいれました。オープンラックには部屋着、パジャマ、家用くつしたを収納しました。バッグも仕分けをしてワゴンにおさめました。
ベッド下に無印良品の引き出しがぴったりおさまったので、シーズンオフのもの、スポーツ用品など頻度が低いものを収納しました。
お嬢様のご感想
カテゴリごとになっているので着たい服がすぐ見つけられる。全部だして、いろいろ話していると結構多いんだということを知ったので、流行のものも買うけど、着回しできるものも選んでいきたい。
仕事とプライベートで忙しくて毎日はリセットできないけど、時間があるときにリセットできている。今まで片づけられないと思っていたけど「できるんだ」ということがわかり自信になった。