6月からGoogleの容量計算の方法が変わります。現在おこなっているデジタル活用サポートで「5月末までに写真はGoogleフォトに入れた方がいいと言われるけど、結局どういうことなのでしょうか」とたびたび質問されます。今回は詳しく説明します。
無料に含まれるもの
Googleは1アカウントで合計15GBまで無料で預かってくれます。この中に含まれるのは
・Googleドライブ
・Googleフォト
・Gmail
です。また、容量が少なくなり、削除してもなかなか容量が増えないのは、ゴミ箱に残っているからです。急を要する時は、ゴミ箱まで空にしましょう。
容量に含まれない写真
現在はGoogleフォトに「高画質」でアップロードしたものに限り、サイズを0として計算しています。Googleドライブに保存している写真は計算されているので要注意です。この高画質というのは写真が1,600万画素、動画がフルHD(1080p)のことになります。このサイズを超えるものは画質をおとし保存されることになります。
アンドロイドではカメラアプリの設定から画素数、写真情報から容量サイズが確認できますが、iPhoneはどうなのでしょうか。AppleのサイトでiPhone12proをみてみると12MPとなっているので1200万画素ということがわかりました。最新のiPhoneで撮影した写真も画質をあまりかえずに保存されます。
どれだけお得なのか
さて私のiPhoneには約7000枚の写真が入っています。このiPhoneの写真サイズは1200万画素で約2MBです。
この7000枚の写真を今、Googleフォトで高画質でアップロードすると容量は0です。しかし、6月になってからアップロードすると、
7000枚×2MB=14000MB 約14GB として計算されます。
また動画ですと、私のiPhoneでは10秒で約20MBになっています。愛犬や甥っ子の動画はついつい長くなって1分になりますと約120MB、やまクロの宿題ビデオは30分ですので約3600MB(約3.6GB)になります。
書類やメールだけですと15GBは結構な量ですが、写真や動画をよく撮影する方は、すぐ15GBになりませんか。6月以降のものは腹をくくるとして、今あるものは5月末までにGoogleフォトにアップロードしたほうがお得です。