【セレモニースーツ選び】後悔しないためのチェックポイント

そろそろ入・卒園、入・卒業式に着る服が気になる頃ですね。

セレモニースーツの定番と言うと「ラウンドネックでノーカラー」のジャケットのスーツがパッと頭に浮かんで、「似合わない気がするけどセレモニースーツといえばこれかなと思って買いました」と言う声をよく聞きます。今日は自分にあったジャケット選びのヒントをお伝えします。

襟ぐりの深さをチェック！

一口に「ラウンドネック」と言っても首回りにフリルがあったりウエストに切り替えやギャザーがあったりとデザインは色々です。

さらに襟ぐりのあきが浅い・深いなど本当に様々。そしてこのタイプに多いのが着丈が短めなデザインですがこの着丈も似合う似合わないのポイントの一つです。

着た時に「似合わないかも」と思う理由は

・首回りが詰まって顔がスッキリ見えない
・胸元にボリュームが出すぎる感じがする
・丈が短くて全身のバランスが崩れ、スタイルがよく見えない

ご自分の骨格スタイルによって着丈や襟の形などを含むデザインが似合う服が変わります。
このタイプのジャケットがお似合いになるのは華奢な印象のウェーブタイプの方です。

せっかくの晴れの日ですし記念写真にもスタイルよく写りたいですよね。

スタイルアップには着丈も重要！

こちらの方は骨格スタイル分析の結果、ストレートタイプで肌の質感や筋肉のつき方がウェーブタイプでした。

胸元はスッキリさせる丈はジャストウエストが一番お似合いになります。

上の写真の白いジャケットだと首回りがちょっともたつくのと丈が短い印象。
下の写真、チェックのテーラードタイプのジャケットだと首回りがスッキリ、丈もウエストと足の付け根の中間くらいが全身のバランスがよくなりスタイルアップして見えました。

学校の指定や保護者のルールがなければ、セレモニー用だからと言ってラウンドネック、ノーカラーにこだわらなくてもいいですし、華美にならないように気をつけながらもお似合いの装いを楽しみませんか。

20年近く前ですが娘の卒園式と入学式は、仕事にも着ていたベージュ系のテーラードジャケット・セミタイトスカートのスーツにゴールドとパールのアクセサリーで行きました。

アクセサリー選びにもちょっとしたコツ

同じ人が同じインナーとジャケットをきてもパールの粒の大きさが違う、粒が複数のサイズでビーズがあしらわれていることで見た感じが変わってきます。

直径６ミリだとちょっと物足りない感じ、10ミリが全身のバランスを見た時に一番しっくりしました。
ミックスタイプは実際につけてみると、立体感のあるボディにはボリームがありすぎる印象で、ご本人も納得のつけ比べとなりました。

後悔しないために試着は必須

忙しいし、店員さんの目が気になって試着は面倒で。。。と言う方もいらっしゃいますが、後で「なんか似合ってない？」とならないためには試着は必要です。

その時も試着室の中で鏡を見るだけでなく試着室から出て鏡から1,2メートルくらい離れて見る、店員さんに確認してOKなら写メを撮るか撮ってもらうと客観的に見られていいですね。

サイズ感を確認したら腕を動かして見る、パンツやスカートを履いた状態でかがんだり少し歩いてみるなどもオススメです。

それでも何が似合うか、バランスが取れているってどう言うこと？と思う方は骨格スタイル分析付きのグループレッスンにいらっしゃいませんか。

一緒に講師を務める高橋朋子もラウンドネック・ノーカラーのジャケットで悩んだひとり、経験談もお話します。