骨格診断レッスンで、似合わないと思うお洋服を持ってきてくださいとお伝えすると、かならず持参してくれます。「持っていない」とおっしゃる方はいません。何となく、ご自身でも分かる違和感。でも、それがなんだか分からないから手放せずに持っているのかも。谷と開催している『骨格診断で私に似合う洋服の選び方レッスン』で、そのお困りごとが解決できます。本日は、レッスンの様子をご紹介します。
『似合う』に必要な３つの要素
似合う洋服を選ぶために必要になる要素が『素材』『形』『色』です。
素材と形は骨格診断、色はカラー診断で知ることができます。この3つがそろうことが理想ですが、そんな洋服を見つけるのはとても困難。3つの内、1つ、または２つがそろっていることで、似合うに近づけることはできます。
似合う洋服を着るとどうなるのでしょうか
・-3kgほっそりスタイルアップして見える
・ファストファッションでも高見えする
・あか抜けて見える
・第一印象がよい
では、似合わない洋服を着るとどうなるのでしょうか
・気太りして見える
・年齢より上に見えてしまう
・高級な洋服も安っぽく見えてしまう
・第一印象がよくないのでもったいない
骨格診断でわかる３つのタイプ
関節の強さや筋肉のつき方の特徴、肌の質感の違いにより、『ストレート』『ウェーブ』『ナチュラル』の３つのタイプがあります。
骨格を分析をするときは、洋服を着た上から、手、肩、背中、腰回りなどをさわって、関節や筋肉、肌質をチェック。アクセサリーやベルトを使って重心がどこか探っていきます。
比べてみつける『似合う素材』
素材の違いを口頭で話してもなかなか伝わりにくい。素材の異なるモノを並べて比べる事でその違いがよくわかります。
オレンジ色のリネンシャツと水色のコットン100％のシャツ。リネンシャツは表面に凹凸があり、マットな素材感があります。コットンシャツは、織りが細かく表面がフラットで光沢があります。この2着を並べた瞬間に、見学している皆さん（分析していない時は正面から見学をしてもらっています）から、「オレンジの方が似合う！」という声があがりました。
そうなんです。ナチュラルタイプのAさんは、素材感のあるリネンがお似合い。みなさんがそれに気づいたのは、素材の違うモノを並べて比べたから。1着ずつ合わせたら、全部似合うと答えるかも。この、比較することと客観的に見ることが大切なんです。
比べてわかる『似合う形』
Bさんは、ストレートタイプ。
「今日は、似合わないと思う洋服を着てきました」とおっしゃっていました。
ストレートタイプの方は、グラマラスボディといわれ、ご自身の身体だけで華やかな印象のため、洋服は装飾のないシンプルでジャストサイズのものがおススメ。こちらのかわいいブラウスは、胸元の刺繍の凹凸と下半分のプリーツが、ストレートの特徴でもある円形の胴周りを協調してしまうことが違和感となっていたのではないでしょうか。
そして、ビックリなことに、ナチュラルタイプのCさんが似合わないと思う洋服でお持ちになったジャケットが、Bさんがお似合いになるものでした。このジャケットを着た瞬間にほっそりスッキリ、とてもステキでした。Cさんは、このジャケットが苦手な形だと分かり手放すことを決心。お似合いになるBさんが譲り受けることになりました。思いがけずよい仕組みができ、うれしくなりました。
今回、似合わない理由が分かったことで、シャツ、バッグをセミナールームにある古着deワクチンに寄付してくださる方もいらっしゃいました。ありがとうございました。
次回のレッスンは9月開催予定です。お楽しみに。
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