【リビング】散らかる家は仲良し家族

 

こんにちは　あなたの「忙しい」を「充実している」にかえる
東京のライフオーガナイザー 下村志保美です。

 

「リビングを片づけたい」これは整理収納サポートの中で一番ご依頼が多い部分です。

家族で一番長く過ごす部屋だし、お客様・・とまではいかないまでもママ友や子どもの友達、自分の親や親戚なども来る場所、ある程度は片づいた状態にしておきたいからだと思います。

 

夫や子どもが「出しっぱなし」

夫がダイニングテーブルの上に読みかけの本を出しっぱなしにする

子どもがダイニングテーブルの上で宿題をやったらそのまま積み上げていっている

 

その雑然とした状態にイライラするクライエント様は多くて、なんとかしなくてはと、テーブル周りに棚を買ったりファイルボックスを買ったり、だけど夫も子供もそこには戻さない。

なぜか？

答えはシンプルです。「出しっぱなしにストレスを感じてないから」「片づけたいと思ってないから」です。

妻や母（多くの場合クライエント様）は、スッキリとした部屋にしたい、そのためにはそれらの「出しっぱなし」があってはならない、と思っているけど、夫や子どもはスッキリとした部屋よりも「出しっぱなし」の方がいいと思っているのです。

 

出しっぱなしが許せないなら

残念ながら夫や子供に「片づけさせる方法」はありません。

「片づけさせよう」と棚やファイルボックスを買ってきても彼らが、「出しっぱなし」よりも片づける方にメリットを感じられなければ片づけません。

出しっぱなしが許せないなら、自分が（片づけたいと思っているひとが）片づけるしかないと私は考えています。

ここで考えて欲しいことは、あなた自身は「すっきりした部屋」と「家族が仲良く暮らすこと」のどちらの優先順位が高いかということです。

 

リビングが散らかっている家は仲良し家族

私はこう考えています。もちろん仲が悪くて荒れている家もあると思うし、片づいている家が仲が悪いわけではありません。

だけどね

リビングに家族のものがたくさんある家はそれだけ家族がそこで過ごす時間が長いということ。

ママの近くで勉強したい、ママの近くで遊びたい、

妻や子どもの顔を見ながら本を読んだり趣味を楽しんだりしたい・・

 

そんな気持ちがあるからではないでしょうか？

 

それぞれが個室にこもって出てこない・・・だからリビングはいつもスッキリしている。

妻やママが怒るから、うるさいから・・・だからイヤイヤ片づける

 

部屋は片づいている・・・だけどこの状態をあなたは幸せだと感じられますか？

 

家や暮らしは自分たちのものだから

 

ライフオーガナイザーになる前の私は「片づけないことはダメなこと」と思っていました。

だから私自身も片づけ本や収納ブログを読んで、「片づけなくっちゃ、きれいにしなくっちゃ」と必死でした。もちろん出しっぱなしの家族にもイライラしていました。

 

しかし、ライフオーガナイズを学んで「別にきれいじゃなくても構わない」と肩の力を抜き、家族に「片づけてよ！」を言わなくなったら自然に家の中は片づきはじめました。

 

今は普段は多少雑然としているけれど、来客前は10分、15分で対応できるくらいのゆるい「きれいさ」です。

家や暮らしは家族みんなのものです。「きれいな部屋にしたい」という自分の価値観だけを家族に押し付けたり、そもそも「きれいな部屋」に振り回されたりする前に、自分や家族がどんな暮らしをしたいのか、どんな毎日を送りたいのか、そこから考えてみてはいかがでしょうか？

 

 

本当はね、

「ズボラな家族でも片づく方法」

「リビングにプリントが散らからない魔法の方法」なんて書けたらいいのですが、どこの家庭にでも、だれでもできる魔法の方法なんてないことは、あなたも知っていますよね。

 

今、片づけや収納の情報は溢れ過ぎなくらいたくさんあります。

それらをいくつか試してうまくいかなかったのであったのであれば片づけ方法ではなく、片づけの考え方を変えてみることをお勧めします。

 

ライフオーガナイザー入門講座では片づけの考え方を学びます。

メンタルオーガナイズエッセンスセミナーでは家族に片づけさせる方法ではなく、家族にイライラしない自分になれる「選び方」を学びます。

 

まずはママがプロと片づけて、「片づいているって快適！」を家族に伝えることも効果的です。

整理収納サポートスペシャルプライス

現在メルマガ200号突破＆PRECIOUS DAYS整理収納チーム結成記念で