お金が自然と残る人の「ものの持ち方」。場所代の考え方とは

片づけサポート3,000件以上の時間×片づけコンサルタント、下村志保美です。

お金を貯めたいという方はとても多いですが、物を増やさない人ほど、なぜかお金が自然と残っていきます。それは単に広い家に住んでいるからではなく、床面積に対して物がどれだけ占めているかの比率と、物に対するコスト意識が関係しています。

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一番お金がかかっているのは「場所代」

家にある物は、全て何かしらの場所代を払って置いています。例えば家賃15万円で40平米のお部屋なら、1平米あたり月3500円ほど。クローゼットの一角を、1年以上着ていない服のために使っているとしたら、それだけで年間数万円の場所代を払い続けている計算になります。「場所代を払ってでも持ちたい物か」という視点で見ると、本当に必要な物が見えてきます。

お金が貯まる人は、物ではなく空間に価値を置いている

お金が残る方はコスト意識が高く、物をたくさん置くために広い家に住んでいるわけではありません。見えている床が広いほど、心に余裕が生まれます。何のためにその家を借りているのか、何のために家賃やローンを払っているのか。それは、自分が暮らしたいと思う暮らしを実現するためです。

洋服には賞味期限がある

洋服は、着れるかどうかではなく、着たいかどうかで判断します。着ていく場所が本当にあるのか、という視点で選ぶこと。その服は、クローゼットの場所代を使う価値があるのか、一度考えてみる価値があります。

時間に対するコスト意識も、お金と同じくらい大切

「まだ使えるから一応置いておこう」という物が多い家は、探し物が増え、片づかなくなります。物がたくさんあると、目から入ってくる情報が多すぎて頭がごちゃごちゃし、集中力も下がります。空間の余白だけでなく、時間の余白も、心の余裕につながります。

物を減らすと、買い物の仕方が変わる

物を減らしていく過程で、「どうして自分はこれを持っているんだろう」と考えるようになります。すると、次の買い物のときに一時の感情で物を買わなくなります。リサイクルショップやフリマアプリで物が売れると嬉しい成功体験として記憶に残りますが、そこには手間や時間というコストもかかっていて、「いらなくなっても売れる」という成功体験が次の衝動買いにつながってしまうこともあります。

「何のために、どれくらい」を具体的にする

お金を貯めたいという方は多いですが、何のために、どれくらい貯めたいのかまで具体的になっている人は、実はあまり多くありません。目的が漠然としていると、結局使ってしまいがちです。目的を具体的にすることが、片づけでも、お金でも、自然とうまくいく暮らしにつながっていきます。

よくある質問

Q1. 「場所代」の考え方は、具体的にどう活用すればいいですか?
持ち物一つひとつについて、置いている場所の家賃に見合う価値があるかを考えてみてください。1年以上使っていない物は、場所代を無駄にしている可能性があります。

Q2. 洋服を手放す基準で、良い方法はありますか?
「まだ着れるか」ではなく「まだ着たいか」で判断してください。着ていく場所が実際にあるかどうかも、あわせて考えるとよいでしょう。

Q3. お金を貯めるために、まず何から始めればいいですか?
「何のために、どれくらい」を具体的にすることから始めてください。目的が明確になると、無駄遣いに自然とブレーキがかかります。

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