片づけサポート3,000件以上の時間×片づけコンサルタント、下村志保美です。
キッチンは、片づけても片づけても、また散らかりやすい場所です。毎日何度も使う場所だからこそ、物が自然と増えていきます。でも、片づかない本当の原因は、調理器具の「量」ではなく、「定位置」と「動線」にあります。
調理器具や食器は、気づかないうちに増えていく
便利そうな調理器具は、SNSなどの情報をきっかけにどんどん増えていきます。ヨーグルトメーカーやジューサーミキサーなど、高かったから手放せないけれど、実はあまり使っていない、というケースもよくあります。
食器も、自分で買わなくても増えるものです。引っ越し祝いやお祝い事でいただく物、仕事関係でいただく物。おまけの食器も、もらった時はうれしくても、後から手放しにくくなります。おまけの食器はもらわない、とあらかじめ決めておくのも一つの方法です。
片づかないのは「量」より「定位置を決めずに買う」こと
物が多いことだけが、片づかない原因ではありません。もう一つの大きな原因は、定位置を決めずに買ってしまうことです。
定位置は、買ってから決めるのではなく、買う前に決めておくもの。小さな調味料1本でも、置き場所が決まっていなければ買わない、というくらいの意識が片づけにはつながります。大きな収納家具も同じで、置き場所を決めてから買う順番が大切です。
使いやすい収納を選ぶことも、片づけの一部
収納そのものが使いにくいことも、片づかない原因の一つです。観音開きの収納の一番下は、しゃがまないと中が見えません。今どきの冷蔵庫の野菜室が引き出し式になっているのは、使いやすさを考えてのことです。高級な収納でなくていいので、使いやすい物を選ぶことが大切です。
動線を考えて、物を厳選する
キッチンカウンターやダイニングテーブルの上、だいたい70センチから90センチくらいの高さは、物のちょい置きが溜まりやすい場所です。目線に近く取り出しやすいからこそ、物が集まりやすくなります。使いやすい場所に置ける物の数には限りがあるからこそ、物を厳選することが欠かせません。
全部を使いやすい場所に置けない時は、季節で入れ替えるのも一つの方法です。冬しか使わない鍋、夏しか使わない道具は、その季節だけ使いやすい場所に置く、という入れ替えの工夫もあります。
使いにくければ、勇気を出して手放す
一度頑張って使ってみて、それでも使いにくければ、手放す勇気も必要です。安かった物やもらった物でも、手放す時には心が痛みます。だからこそ、簡単に買わない、もらわない。捨てる痛みを知ることが、次の買い物を慎重にしてくれます。
よくある質問
Q1. 調理器具を増やさないためにはどうすればいいですか?
買う前に、何回くらい使うか、どこに置くかを想像してみてください。置き場所が決まっていない物は、買わないというルールが効果的です。
Q2. キッチンカウンターに物が溜まってしまいます。どうすればいいですか?
カウンターの高さは物のちょい置きが溜まりやすい場所です。そこに置く物をあらかじめ厳選し、使ったらすぐ元の場所に戻す意識を持つことが大切です。
Q3. 使っていない調理器具を手放す基準はありますか?
一度頑張って使ってみて、それでも使いにくいと感じたら、手放すサインです。安かった、もらった、という理由だけで持ち続けないことがポイントです。
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