片づけサポート3,000件以上の時間×片づけコンサルタント、下村志保美です。
今日は、ファイナンシャルプランナーの長井美奈枝さんをゲストにお迎えし、「人生を自分で選ぶためのお金の整理術」というテーマでお話を伺いました。長井さんはCFP®、終活カウンセラー1級の資格を持ち、お金を通して人生のさまざまな悩みに30年以上向き合ってこられた方です。
不安の正体は、「自分の数字」を知らないこと
「将来が不安です」と相談に来る方の多くが、実は自分の収入や支出の数字を把握していないと長井さんは言います。具体的に何が不安なのか聞いても、「収入が少ない」「使いすぎている」といった漠然とした答えしか返ってこない。つまり、自分の数字がわからないから不安になるのです。まずはざっくりでいいから、今いくらもらっていて、いくら使っていて、いくら貯まっているのかを知ること。それだけで、不安はかなり軽くなるそうです。
貯金目標は「少し頑張れば届く」くらいがちょうどいい
毎月の貯金額を厳しく決めすぎると、お金が使えずストレスで続かなくなります。少し頑張らないと届かないくらいのラインを狙い、届かない分は貯金だけでなく資産運用も組み合わせることで、無理なく目標に近づけるのがコツです。「いつまでにいくら貯めたいか」というゴールを先に決めておくと、1年ごと、1ヶ月ごとに必要な金額も自然と見えてきます。
お金の管理は、収納の棚と同じ考え方
長井さんは、お金の管理を収納の棚にたとえて説明してくれました。棚の一番下、重たくてあまり動かさないものを置く場所が「固定的支出」。住宅ローンや光熱費など、大体いつも金額が決まっているものです。棚の上、視線を上げないと見えない場所には「一時的支出」。入学や冠婚葬祭など、まとめて必要になるお金です。そして目の前の一番使いやすい場所が「変動的支出」。食費など、行動によって金額が変わるものです。
毎日チェックするのは、目の前にある変動的支出だけでいい。上の棚にあるイベント支出は、あらかじめ「ここにある」と把握しておくだけで、慌てずに済みます。
大きな支出は、壊れる前に計画しておく
家電は壊れてから買い替えようとすると、焦って好きなものを選べなくなります。だから「10年で買い替える」と最初から決めておく。先に計画を立てておけば、いざという時に慌てずに済みます。時間を味方につけて早く始めることも、お金を整える上で大切なポイントです。
よくある質問
Q1. お金の不安をなくすには、まず何をすればいいですか?
ざっくりでいいので、自分の収入・支出・貯蓄額を把握することから始めてください。数字を知るだけで不安はかなり軽くなります。
Q2. 毎月の貯金額は、どうやって決めればいいですか?
厳しすぎる金額ではなく、少し頑張れば届くくらいのラインがおすすめです。届かない分は資産運用と組み合わせるとバランスが取りやすくなります。
Q3. 家計の支出は、どう分けて考えればいいですか?
住宅ローンなどの「固定的支出」、冠婚葬祭などの「一時的支出」、食費などの「変動的支出」に分けて考えると、日々チェックすべきものが明確になります。
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