外食が増える原因はキッチンの散らかり。お金持ちに学ぶ「適当にしない」食事と片づけ

片づけサポート3,000件以上の時間×片づけコンサルタント、下村志保美です。

最近、外食やデリバリーが増えていませんか。「本当に食べたいものがあるから」ならいいのですが、もしその理由が「キッチンで料理をする気になれないから」だとしたら、原因は財布ではなくキッチンの散らかりにあるかもしれません。今回は、外食が増える理由と、お金持ちのお宅で見てきたキッチンの特徴をお伝えします。

目次

外食が増える原因は、料理を始める前の「面倒」

キッチンが散らかっていて、料理を始める前に、まず物をどかさなければいけない。そうなると、それだけで面倒になって、やる気がなくなります。「今日は面倒だから簡単なものでいいや」となるわけです。

面倒なのは、料理そのものではなく、料理を始める前です。その「面倒」を頭が覚えてしまうと、外食が増えていきます。最近はデリバリーも増えましたが、やはり割高感はありますよね。

もう一つの原因は、何があるか見えないために、買い足してしまうこと。同じ調味料や調理道具が複数あるお宅は少なくありません。ないと思って買ったものが、あちこちから出てくる。それは、お金が無駄に出ていっているということです。

お金持ちは、食事を「適当」にしない

お金持ちほど、物が少なく、家が片づいている傾向があります。そして、無駄なことをしない。価値がないものにお金を使わない、という印象です。

あるお金持ちのお宅に片づけに伺ったときのことです。ご主人も一緒に片づけをしてくださり、12時から1時までの1時間をお昼休憩にしました。多くのお客様は、家にあるものをパパッと食べて済ませます。でもその方は、家の近所なのに「今日はお昼どこに行こうかな」と真剣に考えていました。

片づけで疲れているから、奥様にご飯を作ってもらうのも、ご主人が片づけるのも嫌だ。だからどこかに食べに行く。そして、何を食べるかを真剣に選ぶ。どうせお金と時間を使うなら、「適当でいいや」にしないのです。

高いか安いかではなく、「好きなものを必要な量だけ」

お金持ちのお宅では、「安いから」という理由で買わず、本当に使いたいものを使っている姿をよく見ます。こだわりがあるからこそ、お金が貯まるのではないかと感じています。

納豆についているからしや、袋麺の余った小袋の調味料でキッチンが散らかることを嫌う方も多いです。お土産でいただいた塩は、感謝をしたうえで、自分のこだわりに合わなければ気持ちよく手放します。これは物を無駄にしているのではなく、自分の好きなものを大切にしているということです。

100円ショップのゴミ袋も普通に使っていますし、食材も高級スーパーのものだけではありません。金額の高い安いではなく、好きなものを必要な量だけ買い足しているのです。

調理台の上の「当たり前」を疑う

調理台に物を置くと、調理スペースが狭くなり、掃除も面倒になります。料理中に調味料が散って容器が汚れたり、容器の下がぬるぬるしたり、油でギトギトしたり。私はそれが嫌なので、しまっています。

「塩や醤油は、パッと取れるところにあったほうがいい」という考えもあるでしょう。ただ、それが本当に調理台の上に置いておくべきものかどうかは、使う頻度を考えると見えてきます。醤油と砂糖を出しっぱなしにしているけれど、砂糖はほとんど使わない、というお家もあります。実家がそうしていたから、ずっとそうだったから、という理由の方も少なくありません。

「あったら便利」が、実は不便を生み出していることがあります。

よくある質問

Q1. 料理が面倒で、つい外食してしまいます。どうしたらいいですか?
面倒なのは料理そのものではなく、料理を始める前の準備かもしれません。調理台に物が載っていてどかすところから始まるなら、まず調理台の上を片づけてみてください。

Q2. 外食は悪いことなのでしょうか?
「これが食べたいから外食する」のであれば、いいと思います。もったいないのは、「面倒だから外食にしちゃおう」というときです。

Q3. キッチンの片づけは、何から始めればいいですか?
調理台に置きっぱなしになっているものを、元の場所に戻すか、別の場所にしまうことから始めてみてください。

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