【片づけ】得意な子に育つ３つのポイント

週末の雨が続いています。

雨の日は外に遊びにいけないし、これからやってくる暑い夏も家の中で過ごす時間が増えることも考えて、5歳の娘と一緒におもちゃコーナーを片づけました。
今日は娘がかたづけに困らない子に育つよう私が気を付けている三つのポイントについてお話します。

1.　ゴールを決める

 

大人の片づけもそうですが、片づけを始める前に「片づけてどうなったらいいのか」というゴールを決めます。

今回は「遊びたいときに遊びたいものを自分ですぐに見つけられる」をゴールにしました。

そして5歳の娘にわかりやすくするために

「ここに入るだけにしようね」とできたかどうか娘にもわかるゴールを一緒に決めました。

そして「ママ～、〇〇はどこ？」と聞かれなくなることを親である私の「裏ゴール」にしました。

 

2.　片づけルールは子どもが決める

 

ゴールは一緒に決めますが、ルールは子どもが自分できめます。

ここでいうルールとはどこに何をしまうかというルール。

 

親にとってストレスになるのが、子どもが遊ぶときに

「ママー、〇〇はどこー？」とか

「〇〇がないから探してー」と言われて

自分のしていることを中断しなくてはいけないことではないでしょうか。

 

これが起きるのは、遊ぶのは子どもで片づけるのは親になってしまっているから。

 

自分で片づけていないので、親の片づけた場所を子どもは覚えていない→探してもわからないから親に聞く。

であれば、子どもが自分で片づければ、何がどこにあるかわかり、親に聞くこともありません。

 

そのためには親がどこになにを片づけるのかを決めるのではなく、子ども自身に任せることが重要です。

最初は適当にポイポイと箱に放り込む子どものやり方にイライラモヤモヤするかもしれません。

親してはおままごとはこのカゴに、お絵かきセットはこちらのボックスにまとめて・・・と大人目線でアドバイスしたくなりますが、ぐっとこらえて子どもに任せます。

たとえ適当に入れていたとしても案外子どもは自分がどこに何をいれたか覚えているものです。

そもそも、ままごと、お絵かき、人形遊び・・・子ども自身はそれらのカテゴリーどれか一つで遊ぶことは少なく、遊ぶときはいろいろ混ぜて遊んでいませんか？

「カテゴリーごと」「種類ごと」その分け方は大人の思い込みかもしれません。

結果として、たとえ、「ママー〇〇どこ？」と聞かれても、「ママがお片づけしたんじゃないから「ママがお片づけしたんじゃないから知らないよ〜」と言えちゃいます。

 

 

3.　片づけの先にあるモノを子ども自身が感じる

 

子どもの決めた分け方が大人にとっては理解にしにくいものであっても、ボックスから多少はみ出していたとしても、最初に決めた片づけのゴールは「遊びたいときに遊びたいものを自分で見つけられる」ですからそれができていればいいのです。

キレイにするための片づけだと子どもはめんどくさいなぁと思うけど、「遊びたいときに遊びたいものがすぐに見つかるために片づけるんだ」ってことがわかれば、片づけることの大切さを理解します。

 

片づけたらこんないいことがある

それを5歳の子どもに言葉で納得させることは難しいですが、子どもがやっている片づけを親が口を出すのではなくじっと見守ることで、子ども自身で感じ取れるようになるのだと思います。

 

1.　子どもにもわかりやすいゴールを決める

2.　片づけルールは子どもが決める

3.　片づけの先にあるモノを子ども自身が感じる

 

片づけ上手な子どもに育ってほしい！そう思うのであれば片づけの方法ではなく、「片づけたらどんないいことがあるか」を見つけることが上手な子どもになればいいのだと私は考えています。

子どもが片づけない、とお困りの方の参考になれば嬉しいです！