私には大学生の娘がいます。彼女は12月生まれなので、誕生日は好きなもの・ほしいもの、クリスマスはサンタさんが娘のために選ぶプレゼントとなっていました。今日は大学生になった娘がサンタさんを卒業した日の話です。
12月はイベント月間
娘の誕生日はクリスマスに近い12月です。
娘が10歳になる年まで、
誕生日は好きなもの・ほしいものをママ(私)がプレゼントし、
クリスマスはサンタさんが娘のためプレゼントを選ぶことになっていました。
私は娘が生まれてた時から、クリスマスも誕生日まとめてしまうのではなくそれぞれ別のイベントとして、誕生日は誕生日でお祝いして、クリスマスはクリスマスとしてケーキを食べよう、と決めていました。
しかし、そうするとわが家にとっては12月は・・・というより私にとっては「イベント月間」になりました。
誕生日のプレゼントを考え、バースディケーキを探し、料理は何を作ろう、そして同時に、クリスマスのサンタからのプレゼントを考える、誕生日とは別のケーキを探し、料理を考える・・・・・。
当時シングルマザーだった私は「パパがいる家庭の子より娘には楽しい誕生日に!楽しいクリスマスに!」と少し意地があったのかもしれません。
ケーキとプレゼントの苦悩
クリスマスが近い12月の娘の誕生日頃には普通のお誕生日ケーキが買えない店もあり、仕事帰りにケーキ屋のハシゴをして娘が喜びそうなケーキをさがしていました。
当時はフルタイムで働いていたので私の休みは娘と同じ土日。幼い娘を残して一人で買い物に行くわけにもいかず、サンタさんからのプレゼントはこっそりとネット通販で買うしかありませんでした。
ネットで頼んだものをコンビニ受け取りにして娘が帰る前に引き取って、包装。包装はお店のだと毎年一緒になったり、なんか見たことあるとなりそうなので、包装用品も毎年買って自分で包装していました。
毎年、こんな調子で続けていると…
・なぜ、はじめたんだろう?
・いつまで続くんだろう?
と、疲れてきてしまったんです。
だんだん、本当楽しいイベントがある12月が憂鬱に感じたり、「しなくちゃ」と義務感で準備をしたり、そんな自分がいやでした。
サンタの魔法が解ける言葉
娘が小学5年生になったとある秋の日。
「サンタってママなの?」と聞いてきた娘。
「ママは誕生日だけでいっぱいいっぱいです」ととっさにこたえる私。
しかし娘のこの言葉でこの機会に「サンタさんを卒業しよう」と決心しました。
小学5年生のクリスマス、プレゼントと一緒にサンタさんからの手紙が届きました。
娘は「今まで手紙なんてきたことがなかったのに」と不思議がりながら、手紙は英語でかかれていたため、調べながら一生懸命よんでいました。
という魔法が解ける言葉を言ってしまったね。
魔法が解けてしまったから来年からキミのところに来ることはできない。
もう会うことができないんだ
でも来年からはいい子にしていたら
もしかしたらキミを大切に思っている近くにいる人がプレゼントをくれるかもしれないよ。
卒業後のクリスマス
「サンタってママなの?」という言葉をきっかけに手紙でサンタ卒業を宣言された娘。次の年からはママサンタが活躍しています。
クリスマスプレゼントは「これ!」と指定されたり、価格的に誕生日と合算になったり、うまく活用しています。
たまに「特にほしいものがないから、ママ選んで」という時もあります。こんな時は、久しぶりに「何にしようかな」とウキウキしてプレゼントを選びます。
こういう時は娘もウキウキするのか、枕元においてほしいと言います。
憂鬱だった時期をへて、またクリスマスを楽しめるようになりました。
そういえば今年はまだ娘からリクエストがなく、大学生になりアルバイトも始めたので、今年はママサンタからも卒業かもしれません。
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