PRECIOUS DAYSの整理収納サポートには片づいた状態を維持するためのサポートパックプランとして「整理収納定期便」があります。これは定期的にスタッフが伺って、収納方法や動線などを見直していくものです。今日は実際に私が伺っている整理収納定期便の実例紹介です。
整理収納定期便とは
せっかく片づけたのに、リバウンドなんてしたくないですよね。
「整理収納定期便」は定期的に伺うことで、お客様の暮らしの動線やクセを私たちが知ることで、収納の乱れやすいところや使いづらいところがわかりそれを修正、また少し乱れてきた部分をご一緒に整えることで片づいた状態を維持していくことを目的にしています。
メリット その1 収納の調整
片づけは、片づいたから「はい、終了」ってならないもの。
毎日の生活の中には必ずモノの出入りや移動があり、季節の移り変わりやライフスタイル変化などでも影響が出てきます。
「出したらしまう」や収納スペース内に収まる量であれば、問題もないけれど、日常ではそう上手く行かないものです。
忙しくて収納に戻せなかったもの、ライフスタイルの変化で新しく家に入ってきたものなどをご一緒に整えていきます。
またその状態を拝見することでお客様のクセや動線も見えてきますから、よりお客様が使いやすいように収納を調整することができます。
メリット その2 小さな乱れのうちに修正
当然のことですが私たちと一緒に片づけたあともお客様はその家で暮らします。
クローゼットから洋服を取り出すし、食器も使う。
ストックの食品を買ってくるし、頂き物もあるかもしれない。
私たちプロだって24時間ずっと片づいた状態で暮らしているわけではありません。少し散らかってきたな、と思うタイミングのうちに片づければ時間もかかりません。
1ヶ月に一度程度ご訪問することで「すごく散らかってしまった」になる前に片づけられるから短時間ですっきりとした部屋に戻すことができます。
メリット その3 習慣化
片づけは習慣化されるまでは時間がかかります。これもまた定期的にご訪問することで「定期的に片づける」きっかけとなり、ご自身の習慣になっていきます。
さて現在私が担当させていただいているお客様ですが、全サポート終了後から2か月あいており、事前のやり取りでは、「散らかる量は以前と比べると減ったものの、また少し散らかってしまっている」と伺ってました。
先日のご訪問では乱れてしまったところを中心に見直しです。(お写真等の掲載許可をいただいております)
【実例】3時間の中で見直したところ
・リビング一部
・和室一部
・押入れの中一部
・ダイニングのテーブル付近のウォーターサーバー用の水の処分
before(ダイニング)

after(ダイニング)

今回はついつい、テーブルの上に置いてしまいがちなモノの住所を再度決めて収めました。
before(洗面側付近)

after(洗面側付近)
ウォーターサーバーの定期便を解約後、大量に残った水(7箱分)を少しずつ使っていきましょうと提案していました。
ですが、日常の中で1パック5リットル弱の水を何かに移し替える、或いは洗濯機やお風呂に利用するのはハードルが高く、使い切れていないとのことでした。
そこで賞味期限切れのものをお風呂に使いましょうと提案し、2人でバスタブへ移動し、ダンボール4箱分と数袋分の水を消費。
これで動線も良くなりました。
お客さまも一緒に頑張ってくれて、私も嬉しい限りでした。
細かく仕切るより、ざっくり収納の方が向いていると思われるお客さまです。
実際、ざっくり収納のところは大きく乱れることもなく、お客様も使いやすいとのことでした。
こうやって長い期間、お話を伺ったり、進捗状況も把握できるのは、「整理収納定期便」ならでは。より良いサービスの提供にもつながると思っています。
今後サービスをご利用される方も、以前ご利用された方も、ぜひこのメリットを知っていただき、考えてくださると嬉しいです。