前回は、タンスを2つに分けてクローゼットのお悩みを解決したお話でした。今回は、片づけのプロに依頼し奥さまが動き出したことでご主人さまに変化がおきたお話です。
前回までのお話
【お客様実例】失敗しない収納つくりの3つのポイント
【お客様実例】2階に行くのが楽しくなっちゃうわけ
プロに依頼するまでのお悩み
引っ越しの際に、プロに片づけを頼みたいと思っていた奥さま。しかし、ご家族は住んでみてから考えたいというところで意見が合わず、片づけが進まなかったそうです。気づけば6ヶ月が経っていました。
奥さまは、歴史的建造物の鑑賞が趣味で、家、家具、間取りのことを考えるのが大好きだったはずなのに、私の代わりに全部誰かに片付けて欲しいと思うようになり、自分はもう限界。最高レベルの助っ人が必要だと思ったそうです。
ご主人さまにプロに頼むことを理解してもらえなかったため、奥さまのお部屋をご自身のお金で依頼することで了承してもらいご訪問レッスンが実現しました。
勇気を出して1歩踏み出したことで、この後、奥さまとご主人さまに変化がおこりました。
整理収納レッスン中におきた変化
奥さまは、お子さまのモノを捨てられずにいました。それは、自分が1番可愛いと思って頑張っていたことの象徴だったから。ご友人から、「それは子どもたちの中に全部入っているから大丈夫だよ」と言われて手放す基準を変えることができたそうです。そして、要不要で悩む部分をプロにアドバイスをもらうことで、ブレることなくすすめられるようになりました。
それに加えて、ご主人様が片づけに協力してくれるようになり、作業スピードがアップしました。なぜ、反対していたご主人さまが参加するようになったのか…キッカケがありました。
ご主人さまのやる気スイッチはここにあった
それは、「そのうち整理しなくちゃ」と思いながら先延ばしになっていたケーブル類を私たちが物置の中から出したことらしいです。
1日目が終わった時に、ご主人さまからうれしいメッセージをいただきました。
「とても感謝しています。台所やお風呂場などアイデアをたくさんいただいたこと。プレイルームの配置を考えて実行してくれたこと。見直そうと思って放置していたものを出してくれたこと。ありがとうございます。明日もよろしくお願いします」
1つの部屋を片付けるには他の部分もオーガナイズが必要な事をわかってもらえて、一緒に片付けに参加してもらえるようになったとご連絡をいただきました。そして、片づけパトロールをしているそうですよ。
整理収納レッスンを終えてのご感想
2階のクローゼットコーナーに行くのが楽しみになりました。今までいかに服が見づらく取り出しにくかったかわかりました。
ハサミは見えるところに立てておかないとイヤだったのに、使用頻度の高いもののそばの引き出しに入れたら、自然にちゃんとしまうようになった自分に驚きました。新聞、プリント、郵便物、文房具などを同じ棚に上手く収めてもらえたお陰。
整理収納レッスンは、自分で片付けられるようになるためのレッスンと書かれていて、「自分で出来るようになんてならないよ、誰かやってよ」と思っていたとしても…プロが片付ける物を扱う丁寧な動き、要不要の判断基準をその人に合わせて多様に提案、収納用品に関する膨大な経験と知識、無駄がないのに柔らかい会話、を体験すると、本当に片付けられるようになります。
終わっておしまい、ではなく、フォローもあって安心です。
変化は部屋だけじゃない
ご相談を受けた時とは全くの別人のように変身されたお客様。
言葉使いや気持ちが前向きで、表情もとても明るく、お家での暮らしがとても楽しそうなのが伝わってきます。全ては、勇気をだして1歩踏み出したことからはじまりました。遠方からのご依頼で、不安もあったかと思いますが、お声掛けいただき、お会いできたこと、サポートできたこと、本当にうれしく思っています。
PRECIOUS DAYSは全国ご訪問対応しておりますので、お願いしたいけれど遠いしどうしようと迷わず、まずはご相談ください。
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