こんにちはPRECIOUS DAYS 整理収納サポートメンバー
今、高校3年生と中学3年生の息子と一緒に過ごす時間がとても楽しく感じられるのは、7年前に「子どもと仲良くなりたい」から「自分が変わろう」と決心をして頑張った自分があったから。しかし、自分が変わったからと言ってすぐに結果が出たわけではありません。今日は私が試行錯誤しながら続けた声かけとその後の対応についてお話します。
子どもの良い所を見る
子どもが小さい頃は、「宿題しなさい」「静かにして」「早くして」「けがをするからやめて」と命令口調で怒鳴りつけ、言うことをきかないとまたガミガミとお説教をするを繰り返していました。もちろん、こんなやり方では上手くいかないことを分かっているのに、子ども達にどう接したらいいのか分からず困っていました。
上手くいかなかった原因は、子どものダメな部分ばかりに注目していたことです。なぜか、できない所ってすぐに気づいてしまうんですよね。そのためか、子どもは自分を見てほしくてわざと悪い事をして注目をひこうとします。その悪循環だったと気づきました。
そこで、子どもの良い所に注目をして声をかけるようにしました。食器を運んでくれたら「ありがとう。とても助かるよ」、サッカーの試合で負けてしまっても「頑張って練習したんだね。前よりもパスがとても上手になったね」と伝えたり、良い所を見つけることが上手くなっていきました。
結果ではなくその過程に注目する
テスト結果を見せてもらった時、「社会が前回よりも点数がいいね。どんな勉強をしたの?」と聞きます。そうすると、「YouTubeでみて覚えた」と嬉しそうに答えてくれました。結果だけに注目をすると、点数が悪かった時に子供が落胆し、テスト結果を見せてくれなくなるかもしれません。結果だけでなく過程を聞いて頑張ったことに注目します。
「やらない」自由があります
最近の次男の部屋はテストのプリントが床一面に散らかり乱れていました。
そこで、「ルンバ(お掃除ロボット)で掃除をしてほしかったら床の上をキレイにしてね」とだけ本人に伝えました。1日目は、散らかった状態だったので、掃除はしませんでした。、2日目は床置きのモノが無くなっていたので掃除をしました。
またお肌のお手入れを毎日している次男。ニキビと乾燥が気になるようで、洗顔の後パックをしているのを見かけます。
こんなふうに子どもだって自分がやったほうがいいと思えば自分からやります。ですから私が先回りして「〇〇した方が良いんじゃない?」と言わないようにしています。
何がどのタイミングで必要かは人それぞれ違います。子どもにも「やる」「やらない」の選択ができることを意識しています。
冷静に自分の気持ちを伝えています
7年前子どもへの声かけを意識して始めた頃は反応の悪さややらない事の多さに戸惑いイラっとすることがほとんどでしたし、今だって思春期真っ只中の子ども達はいろんなことが面倒に感じるようで、注意をするとイライラしたり、食事が終わるとすぐに自分の部屋に行ってしまいます。
そんな時は
「返事してくれなくて悲しい」
「くつ箱に靴をしまってほしいのにやってくれなくてガッカリした」
など私の気持ちだけを怒りに任せた強い口調ではなく、冷静に伝えるようにしています。
とはいうものの、子ども達とはよく話をしますし一緒に出掛けたりお手伝いをお願いすれば協力してくれたりと楽しく過ごしていられるのは、7年前に子ども達を変えようとするのではなく自分が変わる決心をし、行動を変えた自分のおかげだと思っています。