こんにちは
東京江東区 暮らしの仕組みづくりサポーター ライフオーガナイザー
風水インテリアアドバイザー 家計アドバイザー下村志保美です。
自己紹介等で自分の仕事の説明をするのが未だに苦手です。
時間がある時は「ライフオーガナイザー」と名乗り、ライフオーガナイズを知らない方にも軽い説明を加えながら話すのですが、サクッと一言でとなると「片づけ関係」と言っています。
「片づけのプロ」の誤解
片づけ関係の仕事、というと
「掃除をする人」
「(いわゆる)ゴミ屋敷を片づける業者」
「片づけ代行」
という誤解が生じます。
プロが仕切って片づける
テレビや雑誌などでのお片づけのビフォーアフターを見ていても、プロがささっと仕切って、片づけていくイメージが大きいですよね。
途中途中で、「これはこういう風に片づけるといいですよ」とアドバイスがあり、
最後には、あら不思議、あんなにごちゃごちゃしていた部屋があっという間に美しい空間に!となります。
プロのテクニックって?
テレビや雑誌はその「片づけてもらっている人」よりも、それを見ている視聴者や読者に対してアピールするために、かなり途中経過がはしょられているように感じます。
だから
「片づけのプロが家に来たら、魔法のテクニックを使って、あふれたものを上手に収納してくれる」イメージができてしまうのかもしれません。
実際に片づけサポートに伺ったとき、キッチンの収納から溢れた食材や食器、調理道具を
「これらを全てこの収納の中にいれたいんです」
という、物理的に無理なリクエストがでてくるのはこんなメディアの影響でしょうね。
プロが大切にしていること
私たち片づけのプロ、少なくともライフオーガナイザーは、ものだけを見るのではなく、持っている人(クライアントさん)の気持ちを大切にします。
ものを捨てて、素敵な収納用品を買い揃えると確かに見た目は整います。
だけど見た目を整えるためだけだと、捨てたことを後悔してしまったり、また同じようにいつの間にかものが増えてきてしまいます。
素敵な収納用品でも、使いにくければ使ったものを戻さないし、リバウンドする可能性は高いです。
あなたはどんな暮らしがしたいの?
どうしてそれを持っていたいの?
お家でどんな風に過ごしたいの?
どんなお部屋にしたいの?
そこを明確にし、もの一つ一つに向き合います。
(子ども部屋のお片づけもまずは全て出して、一つ一つ向き合うところら始めます)
自分がどんな暮らしをしたいか、がわかれば、自分に必要なものを選び取ることができます。
「お気に入りのものに囲まれて暮らしたい」と考えていれば、「オマケでもらったから使っている」という食器は不要ですよね。
「片づけのプロ」というと、パパパット手際よくものを移動し、処分し、素敵な収納アイデアやテクニックでものをきれいに収納する、というイメージがありますが、実はそれはほんの表面的な部分。
じっくりとお客様と向き合うことを大切に、プロが帰った後でもきれいがキープできるようにしています。
プロのお片づけってどんな感じ?がよくわかるイベントです。