旅行〜駐妻思い出し日記 その10

こんにちは
東京江東区暮らしの仕組みづくりサポーターライフオーガナイザー下村志保美です。

毎週日曜日はわたしのことを書いています。

2000年7月から2005年1月までサラリーマンの夫の転勤に伴い、中東カタール国ドーハで駐妻していました。
当時ことを振り返っています。

駐妻思い出し日記 その1(2000年7月〜)
引っ越し手続き諸々〜駐妻思い出し日記 その2(2000年5月〜7月)
「日本のもの」が大切すぎた〜駐妻思い出し日記 その3(2000年10月〜)
当時の生活〜駐妻思い出し日記 その4(2000年12月〜)
ないものばかり数えていた〜駐妻思い出し日記 その5
子供の教育はどうする?〜駐妻思い出し日記 その6
日本語と英語の世界〜駐妻思い出し日記 その7
駐妻ならでは〜駐妻思い出し日記 その8
パリピ?〜駐妻思い出し日記 その9

駐在期間中の5年間は主にヨーロッパ方面に何度も旅行に行きました。

なんて話をすると「いいなぁ 優雅ねー」と言われるのですが・・・・・。

目次

旅行三昧?

訪問した国は

イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、オーストリア、デンマーク、ノルウェー、スェーデン、フィンランド、ドバイ、ヨルダン、モルディブ、エジプト・・・・。

こうやって数えてみると思ったより少ないですが、何度も行った国もあります。
私の一生のうちで一番よくパスポートを使った時期ですね(笑)

しかもなんと、この旅行たち、夫の会社から特別に休暇をいただけて、さらに航空券やホテル代の補助がでるのです!

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(フィンランドのムーミンワールド☆)

理由があります

「会社から補助が出て旅行?いいなぁ。」とか「自慢ですか?」って声が聞こえてきそうです^^;。

まあ、最初は私も「わーい、旅行にいけるー」なんて喜んでいましたが、会社が補助を出すには訳があるんです。


健康休暇

まず、この休暇には名前がありました。その名も「健康休暇」
(正式にはちがうとおもいますが、こう呼んでいました。)

その目的は3つありました

1. 健康診断

もちろんカタールにも大きい病院がありますが、なんだかよく分からない(笑)
当時、夫の会社の中でカタールに駐在したのは夫が初めてで、さらに夫だけ(笑)

そのためにわざわざカタールの健康診断事情を調べるよりも
「ロンドンの病院で健康診断を受けてください。」としたほうが楽です。

またロンドンは日本人が多いので日本人用の日本人医師や看護師がいる病院を受診することができます。
英語で健康のことを相談するのは難しい。

だからありがたいことですね。

(ロンドンはカタールからだと日本に帰国するよりずっと近くて便利)

2. 運動不足解消

3月後半から10月くらいまで、外の気温は40度から50度になります。
当然外を歩くことができません。

お散歩もできないし、子供も公園で遊ぶこともできない。
お買い物はショッピングモールのなかがほとんど。

現地の人はそれで慣れていますが、日本人にとっては過酷です。

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(こんな風に自転車で走れるのも旅行中だけです)


3. 気温

上記にもありますが特に6月7月8月は50度を超える日もあります。
いくら室内はエアコンが効いているといってもやっぱりからだはきつい。

玄関から車までの数歩だってしんどいのです。


旅の準備も大変

情報がない

日本からヨーロッパに行くときは、書店でガイドブックを探したり、インターネットで情報を集めたり、旅行会社のパンフレットをみたり。

当時はまだまだインターネットもダイヤルアップ。
いまほどネット上に情報もなく、もちろんガイドブックやパンフレットも手に入りません。

あ、英語版のガイドブックなら買えることもありました。

旅の手配が本当にしんどかった^^;。

実質的に旅行代理店に航空券やホテルの手配をお願いするのは夫がやってくれましたが、それまでの情報集めは苦戦しましたね。

日本にいたらなんでもないことなのにハードルが高い。

オプショナルツアー

日本の大手代理店がやっているオプショナルツアーにも何度か参加しました。

例えばフランスのモンサンミッシェルにいったとき。確かJTBのツアーです。
オプショナルツアーの部分だけ申し込むことができました。

冷静にみると割高なんですが、
バスに乗り込むと、日本語でのガイド、おにぎりの軽食、もうそれだけで、ほっとする安心する。
フランスなんだけど「日本だ〜」なんて感激していました。

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(「日本食レストラン」も大きな楽しみの一つでした。納豆や「焼肉のタレ」にあんなに感動するとは思いませんでした(笑)






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