「節約を頑張っているはずなのに、あまり効果があるような気がしない」そんな風に感じることはありませんか?
実は私自身、「一円でも節約しなくっちゃ」「無駄遣いは悪!」くらいの気持ちでいた時期がありましたがあまりお金が貯まった・・・という記憶がありません。
間違った節約方法をしていたようです。
レシートを記録して節約
いわゆる一般的な家計簿。使ったお金を記帳し毎月の収支を把握するもの。
つけることは得意ですから細かく記帳していました。
だけど節約効果は得られませんでした。
だって家計簿をつけても使ったお金は戻ってこないから。
チラシ・クーポンをチェックして節約
毎日の新聞の楽しみはチラシ。
その日のお買い得をゲットしなくては・・・。
ですが、当時わが家は夫の希望で日経新聞を購読。チラシが少なくて不満だったので
「節約のため」に別の新聞をさらに契約し、チラシチェックに励みました。
そもそも新聞をもう一紙とることが間違ってますが。
さらにチラシやクーポンのお得情報は活用しなくては損!とばかりに買い物をしていました。
電気代を節約
結婚するときに母が衣類乾燥機を持たせてくれましたが、
「電気代がもったいない!雨の日は部屋干ししましょ」と室内用の洗濯干を購入。
そうすると部屋がじめじめするから除湿機を購入・・・しようと思いましたがさすがにそれは思いとどまりました。
「エアコンは電気代が高い!」という恐怖心にも似た感覚。
確かに20年以上前のエアコンは最近の機種よりは電力を消費するでしょう
だけど乾燥機もエアコンも「持ってるのに使わない」ってそもそも変ですよね。
現在と比べてみると
現在、細かい支出を記入する家計簿はつけていません。
家計アドバイザー協会の家計簿をもとに毎月「使える金額」を把握しそれをオーバーしなければ大丈夫。
チラシ、クーポンはほぼ使いません
新聞は電子版になったのでチラシを見ることもなくスーパーでクーポンをもらっても即処分します。
たまにスーパーに貼られているチラシを見て「あら、昨日買っておけば50円安かった」と思うこともあるし、スーパーのクーポンを使って5%引きしてもらってる別のお客さんをみて「あのクーポンは今日つかえばよかったのか」と思うこともあります。
洗濯はドラム式の洗濯乾燥機を使って乾燥まで一気にやってしまいます。外干しはほぼしません。
だけど外干ししていた時に比べて電気代が上がったかというとそうでもない。
夏場のエアコンは24時間つけっぱなしです。
家族の年齢が上がりライフスタイルが変わったからきちんとした比較はできませんが、
細かい家計簿をつける
チラシ、クーポンのチェック
細かい電気代の節約
これらをやめた今のほうが支出が抑えられていると実感しています。
なぜなら
必要なものだけ買っているから
細かい家計簿をつけていた時は家計簿をつけていることに安心し
安売り、お得を求めていたころは「節約している」気分になり
細かい電気代の節約もたぶん気分だけ。
どれも節約効果は数百円、数千円なのに対し、労力はかかるから「頑張った!!」気持ちになってしまう。
むしろチラシやクーポン、セールなどは本当に必要じゃないものまで買っていたと思います。
「お得なチャンスを逃しては」ってね(^_^;)。
現在は「安いから」ではなく「必要だから」買う。
安くなくても「必要だから」買う。
つまり安くても「必要じゃないものは買わない」。
私はこれが一番の節約方法だと考えています。
現在家計簿を含むマネーレッスンはプライベートのみ対応しています。