食料品、日用品のストック、おもちですか?
持っている方はどれくらいの量ですか?
ストック、好き?嫌い?
私はストックが大好きです。
なぜなら面倒くさがりやだから。
「あ、お醤油切れた」ってときにサッとコンビニにいけるフットワークの軽さがない(笑)
「そろそろトイレットペーパーがなくなりそうだ・・買わなくっちゃ」って考えることが苦手。
中東生活時代に染み付いた習慣
中東で生活していた5年間は買いだめ必須。
理由は
1. 移動は基本的にドライバーさんに連れて行ってもらう生活だったから。
トイレットペーパーがないだけでドライバーさんを呼び出すのは申し訳ない^^;。
2. 昨日売っていたものが今日もあるとは限らないから
ほとんどの商品を輸入に頼っている国だったのでお気に入りの商品があってもそれがいつも手に入るとは限らなかった。
よく覚えているのは骨なし鶏もも肉。日本人がよく使うこのお肉、現地で売られているものは99%骨つき。
それが不便で輸入の冷凍骨なし鶏もも肉をいつも冷凍庫にストックしていました。
不便だけど便利だった
「えー、それは不便ですね」と言われますが、慣れてしまうとこまめに買い物にいく手間がなく、また住居も日本に比べると広いので大型冷凍庫も置けます。
冷凍庫を開けると、冷凍のお肉、お魚、お野菜、パン、ご飯・・・・。
そして収納部屋は大量のトイレットペーパー、ティッシュ。
自分の家にコンビニがあるような生活で、それはそれで便利なのです。
私がコストコで買い物をしてせっせとお肉を冷凍するのはこのときの生活で味をしめたからですね。
並べるのが好き
加えて私はそれらのストックを「いかに使いやすく収納、配置するのか」を考えることが大好き。
いかにストックを無駄にしないように、そして家族にもわかりやすく並べるかを考えている時間も楽しいものでした。
わが家のキッチンのコンロ下の収納。缶詰はわかりやすいよう立てて収納しています。
でもこうやってストックを管理することが嫌い・苦手というかたもいます。
苦手なことはやらない
キッチンのオーガナイズ(片づけ)作業に伺って多く出てくるのはやはり「期限切れの食品」。
きれてないにしても大量のストック調味料、油、乾物がでてきてご本人もびっくりされます。
これは「安かったから」「腐るものじゃないし」「生協で次いつ出るかわからないから」
と買ってしまうからなのですが、一番の原因は
ストック量とそれをどれくらいで使い切るかを把握できてないから
じゃあ、それを把握するには??
方法はいろいろあります。
たとえばお醤油であれば使用開始日をマジックで書いて、使い終わったときに確認する。
すると「だいたい1ヶ月でなくなるな」がわかる。
ストックが3本あれば3ヶ月は大丈夫なのです。
「きちんとストック置き場を整理して一目でわかるように管理して・・・」とするといいです。
と、書くと
・・・・・・・・・・・そんなことできない!
ッて思った??
そうです、この方法は理想的だけど「今できてないひと」にはハードルが高めです。
だから「無理」って思うのであれば、ストックを持たないのも方法です。
お醤油やトイレットペーパーがなくなって、本当に困ったら、深夜でもコンビニに買いに行くでしょう。
割高かもしれません。
だけど
・期限がきれて無駄にしてしまう金額
・部屋が片づかないストレス
・あふれたものを収納するための収納用品代金
これらと安売りのときに購入して得た「おトク」と比べてみてください。
もしかしたらそれっておトク感を買っているだけかもしれませんよ?
お得感を得るストック 生きるためのストック
防災備蓄の目線から見るとお水や食料は
家族人数 × 1週間
トイレットペーパー 1ヶ月分
などと言われています。
必要最低限の「生きるため」のストックは持つ必要があります。
でも目先のおトク感だけでたくさんものを持ってしまうことは暮らしの質を下げることにも繋がります。